2013.08.28

在宅医療の現場では・・・

みなさん、こんにちは。メディカルリソース九州支店です。

8月も早いもので最終週となりました。
朝晩は暑さも和らぐ日が多くなったように思いますが
まだ厳さが続きますので、体調にはくれぐれもお気をつけください。

今回は在宅医療についての薬剤師の関わりと現状についてのお話です。

薬剤師の在宅医療への参加が広く行われるようになってから10年強になります。
残念ながら、在宅医療に対する薬剤師の関わりは、現時点では不十分という状態にあります。

平成21年度の厚生労働省保険局の調査では、
実際に在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定した薬局【4051薬局】と
全保険薬局【51,928薬局】に対する割合は7.8%と1割に満たない状況です。
 (注)医療保険に係るものであって、介護保険に係る居宅療養管理指導費を除く。

在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定した薬局数:4051件 全保険薬局数:51,928件

※レセプト電算処理システムにより処理された明細書を集計対象。
【出典)厚生労働省保険局調査調べ・厚生労働省保険局医療課調べ】

                                                

しかもこうした傾向は、この5年さほど変わっていない状況なのです。
近年、在宅医療の重要性が騒がれていますがこのような状況が変化していかないのはどうしてでしょうか。

主な要因は、情報が広く行き渡っていないことが挙げられています。

続きはこちらから⇒(「続きを読む」へつづく→) 

主な要因として・・・

・医師から在宅訪問の要請があって薬剤師は在宅医療に参加できますが、医師側にどの薬局が対応可能か伝わっていない。
・在宅薬剤管理指導業務に対する認知度がまだ低い
・先駆的事例の共有が不十分である                        ・・・・・などが挙げられます。

今や5人に1人が65歳以上である日本で、今後ますます在宅医療の普及が急務とされています。
平成26年度の診療報酬改定に向けて、薬局の在宅薬剤管理指導業務を一層推進するため、
今年7月以降に実施予定の実態調査で課題を抽出し、本格的な議論が開始される予定もあります。

在宅医療は今後、薬剤師の勤務形態として非常に有力視されている分野です。
弊社では、在宅に強い薬局、在宅専門の薬局の紹介もしております。
未経験だけれど在宅には興味ある、これまで在宅業務の経験がありもっとスキルを磨きたい方など
ぜひ転職のご相談は弊社にお任せください。

 

皆さまからのご連絡お待ちしております。

  メディカルリソース九州支店

  TEL: 0120-76-8931