トリプタノール錠
Q |
何のお薬?処方目的は? |
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A |
適応症と用法用量は以下の通りです。
1. うつ病・うつ状態(成人)
2. 夜尿症
3. 末梢性神経障害性疼痛(成人)
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Q |
禁忌は? |
A |
抗コリン作用を有するため、緑内障の患者さま、尿閉(前立腺肥大等)のある患者さまには禁忌です。 また、循環器系に影響を及ぼすことがあるため、心筋梗塞の回復初期の患者さまにも禁忌です。 |
Q |
副作用は? |
A |
重大な副作用として、悪性症候群、セロトニン症候群、心筋梗塞、幻覚、せん妄、精神錯乱、顔・舌部の浮腫等が報告されています。 また、抗コリン作用による口渇、眠気や、振戦等のパーキンソン症状も報告されています。 |
Q |
末梢性神経障害性疼痛にも有効? |
A |
本剤は「持続的で焼けるような」「びりびりする、電気が走る」と表現されるような痛みに有効で、糖尿病神経障害や帯状疱疹後神経痛の予防に用いられます。 中枢神経系におけるノルアドレナリンおよびセロトニンの再取り込みを阻害することで、下行性疼痛抑制系を賦活化し、痛覚情報の伝達を抑制することにより神経障害性疼痛に効果を示すと考えられます。 またNaチャネル遮断作用、Caチャネル遮断作用等の関与も示唆されています。 |
掲載日: 2018/08/01
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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