2015.01.13

「職歴の長い・短い」による、採用側の印象は?

 

転職相談のお悩みで、最近多いのが、

「何回も転職を繰り返して、職歴が増えてしまった」
というものがあります。

入ってから2カ月で辞めるのは次の仕事に響きますか?
最低1年は我慢した方がよいですか?

といったご質問をいただくのですが、
「2か月」と「1年」は違うようで、
じつは採用側の職歴の感じ方には、そこまで大きな違いはありません。

大切なこと・採用側から見られることは、
「短い勤務期間のものは、転職の理由はなんであったのか」
「新しい職場で長く勤められるかどうか」ということなのです。


例えば、10年というスパンで
いくつかの転職例を見てみるとどうでしょうか。

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パターンA
調剤薬局2年 → 病院1年 → 調剤薬局7年

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パターンB
調剤薬局3年 → 調剤薬局1年 → 調剤薬局1年 →ドラッグストア2年 → 病院3年

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パターンC
企業6年 →ブランク2年 →調剤薬局2年

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パターンD
調剤薬局5年 → 調剤薬局2カ月 → 調剤薬局5年

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もし、ご自身が面接する立場なら、
それぞれのご職歴の方をどんな風に想像しますか?

パターンAの方なら、
病院は合わなかったのかな。直近の職場は長かったようだけど
どうして転職するのだろうか。

パターンBの方なら、
調剤薬局、ドラッグストア、病院などいろいろな業種を
経験しているが、どういう仕事がしたいと思っているのだろうか?
勤務条件を重視して職場を選ぶ人だろうか。

パターンCの方なら、
プランク2年はご結婚やご出産などだろうか。
お子さんが小さいため、勤務時間などの制約があるだろうか?

パターンDの方なら、
2つ目の調剤薬局は何か条件が合わなかったのだろうか。
うちの職場では長く働けそうだろうか?


などと、職歴を見るだけで色々と予測や疑問が出てくると思います。

こういった疑問に対して、きちんと答えられることができれば、
転職回数が多くても、短い職歴があっても、
マイナスの印象につながることは避けられます。

1か所での長い・短いも大切ですが、全体の流れが大切です。
それぞれにしっかりとした退職理由があり、転職理由があり、
入社理由があるはずです。


それをきちんとまとめて伝えることで、面接での印象は大きく変わります。


でもそうはいっても、面接は苦手で・・・という方も多いですよね。

ファルマスタッフでは
単に求人の提案や面接の段取りをつけるだけではありません!

「退職の理由」や「職歴年数」について
応募先にどのように説明し、また経験をアピールしていけばよいのかを
アドバイスさせて頂きます!

転職に不安のある方、しっかりとお話を伺いますので
心配するよりもまず、ご相談くださいね!