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薬師如来の薬壺の中身は!?
みなさん、こんにちは。広島支店 妹尾です。
薬剤師の方の歴史を見ても、医薬の仏として、切っても切れないのが「薬師如来」。
法隆寺建立の時代から積極的に造像され、
左手に薬壺を持ったスタイルが多いと言われています。
ではその薬壺、一体何か入っているのでしょう・・・!?
当然、お薬に関係するものでしょうか??
実は、木造のものについては一体型で造られているものも多く、銅製は型押しで蓋自体が開けられず・・・。
重要文化財に登録された264体の薬師如来像の中でも薬壺を持っていた191像は残念ながら全て空っぽだったとか・・・。
ところが何と!
京都の周防国分寺の薬師如来像で明らかになったのです!!
そもそもは雨漏りのする本殿からの移動作業の際、住職がお手に取られた際に
「コトコト」音がしたのが発端。
すぐさま京都国立博物館と大学名誉教授に協力を仰ぎ、調査と分析が開始されました!
その驚きの中身とは!(「続きを読む」へつづく→)
それは何と!
穀物・生薬類・鉱物の計16種類
だったそうです!
なぜこのような内容物だったのか。
なぜこの薬師如来像の薬壺のみ中身があったのか。
謎は謎のままですが、この如来像の建立時期は1699年。
当時は凶作により食物不足や伝染病も万円しており、当時の人々の願いが込められていたのではないか、ということです・・・。
「300年前の人たちの思いがこもったタイムカプセル」・・・とっても素敵な響きですよね♪
(医薬経済社:http://www.risfax.co.jp/didi/didi.php?id=294)
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