2010.03.18

調剤薬局から病院への転職

24歳。調剤薬局で経験1年のAさんが登録に来られたのは11月のことでした。
「どうしても学生時代から就職したかった急性期の病院で働きたい」
Aさんの希望はシンプルで純粋でした。

大学4年生のころは求人を見てもどこが良いのか、調剤薬局と病院の違いも分からず
就職説明会でたまたま話を聞いた調剤薬局に就職しました。
しかし、やはり大学時代に実習にいった病院の薬剤師の仕事が忘れられず
わずか1年で転職の想いにいたった。

 

Aさんは就職後1年で退職をすることに迷いもありました。
私もその話を聞いて、「もう数年続けることも必要かもしれません。」
「また新たな発見があるかもしれませんよ。」とアドバイスしました。
非常に迷った末ですが、Aさんはやはり当初の希望通り病院に就職する方向で
考えたい。今若いからこそチャレンジしたい。という想いを私に伝えてくれました。

現在の求人情報をお伝えし、最良と思われる病院を1月に面接現在お勤めの薬局も
3月末の退職予定まで勤めた上で4月からの入社でかまわない。という結果をもらいました
Aさんは「初めてきちんと求人を見比べて、目的をもった就職活動ができた」
「色々とアドバイスしていただきありがとうございました。」と大変喜んでいました。

入社1年でのリスクを持っての就職活動。次に勤めるところは長く勤めあげたい。
この病院であれば長く勤められそう。そんな確信があったそうです。
先日Aさんから「4月から働くのが楽しみで仕方ありません。」というメールを頂きました。
春から新たなスタートを切るAさん。お手伝いできて本当によかったな。と思いました。