2012.10.26

きになる新卒内定状況

こんにちは。
札幌支店です。

札幌支店の窓からみおろす大通り公園の景観が、
夏の濃い緑色から黄色や茶色へ、ナナカマドの木も赤く色づき秋色に変化してきています。
藻岩山や円山のように身近な山々も色づきをみせていますよ。
朝晩は特に冷えるようになりました。風邪をひかないように、あたたかい服装でおすごしくださいね。

 

さて、先日薬事日報のニュースをみていたところ、
「調剤チェーン、採用内定者は順調-中小規模企業で苦戦続く-」というトピックがありました。
現役で活躍中の薬剤師様にとっても、「新卒さん」の動向は気になるところですよね。

そちらの記事の内容によると(2013年度新卒採用・内定獲得に関して)
日本保険薬局協会加盟の企業を中心に行ったアンケートのなかで回答のあった40社のうち、
内定者数が採用予定人数に達している12社。(うち、予定人数の2倍確保できている会社が2社)
逆に、採用予定人数の半分以下しか内定者がいないのは15社。

店舗規模別にみると大手は概ね高い内定獲得率で、企業によっては6割未満のところも散見されており、
(一例として...大手チェーンで採用予定300名のA社では530、K社では429の内定者が確保できているそうです)
また店舗数35店以下の(中小規模)企業の7割では、内定率が5割未満と厳しい結果に・・・

・・・という内容なのですが、データが7月末までのものなので、現状だともっと内定者数が増えていると予想されます。
実際のご入社人数は、今後の国家試験の結果や、学生さんの進路変更により変動しますが、
企業にとって新卒採用はキーポイントになるため、まだまだ学生の獲得合戦は続きそうですね。
同時に、人員体制の調整にもかかわるため、中途採用での転職市場への影響は否めません。

では、「新卒がでてくると中途は転職がしずらくなる・・・」と一般的に思われがちですが、
必ずしもそう決まっているわけでありません。新卒の影響は多かれ少なかれありますが、
新卒の採用が予定人数に達していない企業では引き続き中途人材での補充のニーズもありますし、
今後社員の退職や休職の可能性が見込まれる際に頼りになるのは中途入社の方になります。
なんといっても、新卒の方にはイチから教育・指導する育成期間が必要になるので、
即戦力になってくださる薬剤師様の即戦力に期待をもっていらっしゃる現場も多いです。

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秋〜春先にかけては1年間の中でも1番の転職シーズンです。
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ファルマスタッフ札幌支店
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