【ファルマスタッフ 広島支店】薬剤師国試合格基準が大幅変更！

薬剤師のみなさま、こんにちは。ファルマスタッフ広島支店です。

10月に入って第101回薬剤師国家試験の合格基準が変更されるとの発表がありました。
昨年の補正問題の数の多さや、これまでの足切りがあまりにもシビアだったことを受けてなのかもしれません。

さて、主な変更点は下記の通りです。

◆新方式
以下のすべてを満たすことを合格基準とすること。

1:問題の難易度を補正して得た総得点について、平均点と標準偏差を用いた相対的基準により設定した得点以上であること。

2:必須問題について、全問題への配点の７０％以上で、かつ、構成する各科目がそれぞれ配点の３０％以上であること

※当分の間、全問題への配点の65％以上であり、かつ、必須問題に対する基準を満たしている受験者は合格となる
※教育現場や受験生の混乱を回避するため

100回までは下記の通りです。
◆旧方式
以下のすべてを満たすことを合格基準とすること。

1:全問題への配点の６５％を基本とし、問題の難易を補正して得た実際の総得点以上であること。

2: 一般問題について、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の３５％以上であること。

3:必須問題について、全問題への配点の７０％以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の５０％以上であること

詳細としては

必須各科目足切り50％→30％
理論各科目　　　35％→足切りなし
合格者決定基準　得点率により絶対基準→平均点と標準偏差による相対基準

（考資料：薬食発 0930 第17号）

と、少しだけ緩和された感もありますが･･･
その分、全体の問題の難易度が懸念されます･･･

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