- 「職業紹介優良事業者」認定
- 求人者と求職者の適切なマッチングの促進に取り組む企業として認定されています。
かかりつけ指導料、病院勤務はどうなる?
こんにちはメディカルリソース広島支店です
5月も半ばに差し掛かり、すでに続々と
ボーナス後の転職を検討されている方からのご相談が増えて参りました。
実際にお会いして色々とお話をしておりますと、
やはり
「かかりつけ薬剤師」
というワードが、どの薬剤師さんからも出てくるようになってきました。
先日、病院勤務中の薬剤師さんよりこんなご相談がありました。
「調剤薬局へ転職を考えているが、病院経験しかないので、
企業側からすると、かかりつけ薬剤師になるために、
実務経験がこれから3年かかるので、あまり期待されないのでしょうか?」
答えは、「NO」です
ここでおさらいですが、かかりつけ薬剤師になるためには、
1:保険薬剤師として3年以上の調剤薬局勤務経験があること。
2:届出を出す保険薬局に週32時間以上勤務していること。
3:届出を出す保険薬局に6ヶ月以上在籍していること。
4:薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得していること。
5:医療に関わる地域活動に参画していること。
これらの要件を満たしていることが必要です。
ではなぜ上記の答えが「NO」なのか。
ここで今回のご相談内容に該当するのが、
1:保険薬剤師として3年以上の調剤薬局勤務経験があること
です。
先日、厚生労働省保険局医療課より、経過的な取り扱いとして、当面の間、
■病院薬剤師としての勤務経験が1年以上ある場合、
1年間を上限として薬局勤務経験の期間に含めることでよい
とし、
「3年間のうち1年間は病院での勤務経験を
薬局勤務経験年数としてカウントすることを認める」
との見解が出されました
こうした考え方については、基準調剤加算(32点)の施設基準、
管理薬剤師の勤務経験の取り扱いにおいても同様に適用されるとのこと
(施設基準の届出時点で、保険薬剤師として5年以上の薬局勤務経験が必要です)
病院から調剤薬局勤務をお考えの方にとっても朗報ですね。
今後かかりつけ薬剤師としてご勤務可能な方のニーズは
企業側としても、より一層高まってくると予測されます。
かかりつけ薬剤師として勤務する意欲や条件(勤務年数や認定薬剤師取得状況等)は
転職時に少しでも高い条件で調整するためのポイントにもなります
上記のとおり、病院勤務経験も1年間は勤務年数としてカウントされますが、
あと2年の調剤薬局勤務や他にも認定薬剤師の取得等は必要ですので、
ご転職を検討されている方は、少しお早めにご検討・ご相談くださいね
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