2010.05.31

〜薬剤師の年収について〜

皆さんこんにちは。株式会社メディカルリソース京都営業所です。
まもなく6月です。
不安定な天気も落ち着き、夏日になってきましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、皆さんからも多くお問合せを頂く「年収」についてのお話です。
転職の際のポイントとしては重要事項の一つになりまして必ず相談を頂きます。
今回は実際どんな方向に向かっているかお伝えしたいと思います。

ここ最近の年収事情】
・ 大手を中心に下落傾向です。
・ 中堅会社も大手に伴いやや下落
・ 小規模(個人)薬局は特に変化なし
【理由】
・ 6年制大学生卒業以降に向けての見極め期間?
・ 薬価改定による経営事情の悪化

個人的には、6年制の薬学生が卒業する空白の2年間は、
年収の高騰や、求人の増加を予想してましたが、蓋を開けてみれば全く違うものになってました。
年収は以前の様な転職者ベースでの交渉が難しくなり、会社の料金体系に合わせた料金提示が行われ、また求人も調剤業務を行うだけの求人も少なくなってきたように感じます。

それでは一体、よりうまく年収アップを目指すにはどうしたら良いでしょうか?
答えは、普段の業務において、これだけは他の人に負けない!というものを見つけてください。
薬を作って、監査して渡す仕事は大切ですが、それを出来る薬剤師はたくさんいます。
今後、経営者側から必要な人材は、いかにリピーターを作ってくれるか、店舗運営に貢献してくれるかという薬剤師になってくると思います。
何か特別な意識を持って仕事に励む方は必然的に姿勢となって普段の業務に現れ、それが薬局の繁栄につながり、ひいては個人へ還元されるようになります。

非常に抽象的になりますが、答えは意外と身近な所に存在すると思います。
自分が薬剤師として何ができるか、また今後どうしていくのがいいのか、皆様なりの答えを探してみてください。