2010.04.26

6年制薬学生卒業に向けて PART2

皆様 こんにちは。メディカルリソース京都営業所です。最近海外では火山噴火や大規模な地震が続いていますね。私は阪神大震災を経験しており、あの瞬間の記憶が今でも脳裏に焼きついています。
漠然とでも結構ですので、「備えあれば憂いなし」皆様も緊急時に備えて準備はしておきましょう。

さて今週は先週に続きまして「6年生薬学生卒業に向けて PART 2」です。
前回は現職薬剤師の方向けのお話でしたが、今回は採用者側の立場からお話してみましょう。

採用者側からのお話 
【採用者サイドでの前向き派】
・ 2012年以降知識を持った即戦力的な多くの薬学生が輩出される事になる。
・ 売り手市場から買い手市場に変わる(=採用に苦労しなくなる)。
・ 薬剤師年収の頭打ち。

【慎重論】
・ 薬大の定員割れの現実(受講料負担や実質2年間の時間増による薬学部進学敬遠)。
・ 定員割れにより、薬学生レベルの低下懸念。
・ 知識よりも人間的な素質が問われる仕事なので余り影響がない。

大きく分けますと、以上の声になります。しかし結論を言ってしまえば、未来の事は残念ながら分からないですし、あくまでも予想の範囲を超えるものではありません。

しかしながらひとつだけ言える事は、先週にも記述した通り、過去も現在も未来も本質は変わるものではありません。「薬剤師としてあるべき姿」を目指しているか、という事です。

2012年の春には、6年生の薬学生が卒業してきます。
「備えあれば憂いなし」。
その時に向けて、しっかりと準備をしておきましょう。