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- 求人者と求職者の適切なマッチングの促進に取り組む企業として認定されています。
アレルギーと乳酸菌
薬剤師のみなさん、こんにちは。
東北もやっとやっと、暖かくなってきましたね。
仙台に構えております、東北支店の周りも桜が咲き始め、一層春めいてきたところです。
となれば・・・
動物も、植物も、生きとし生けるものが活発になるこの季節!
当然たくさんの花粉が舞う、このシーズン!
そう・・・『花粉症』です。
支店内も約50%が花粉症に悩まされ、
今日もあちらでぐすぐす、こちらでぐすぐす。
かくいう私も、「チームスギ花粉アレルギー」の隊員です。
でも、今年は・・・症状が軽い気がします♪
当然外出量や花粉量にもよりますが、薬を飲むのを忘れて、
スギの木の大群を目の前にしながらボランティア活動していても、
なぜだかそんなに重症化しないのです。
よく、花粉症には甜茶が効く!とか、シソがいい!とか、
赤ワインのポリフェノール!といろいろありますが、
そういえば、毎日摂取していたものがありました。
私が摂取していたものとは・・・
【乳酸菌】です。
乳酸菌の免疫に関する、とりわけアレルギーへの作用についての研究は
1990年代から始まり、2000年頃にはアレルギー性鼻炎や皮膚炎、
そして花粉症の症状を緩和してくれるということが分かってきました。
アレルギーに大きく関与しているのがTh1細胞とTh2細胞といわれる2種類の
司令官役の免疫細胞で、通常両者はバランスを保ち、免疫反応をコントロールしています。
食生活や生活環境の変化などによりTh1細胞とTh2細胞との免疫バランスがくずれTh2型に偏ると、
花粉などのアレルゲンと反応するIgE抗体が過剰につくられ、
アレルギー症状が発症してしまうのです。
したがって、Th1細胞とTh2細胞の免疫バランスを改善(体質改善)すれば、
花粉のような本来反応しなくてよい危害の少ない物質に対するIgE抗体の産生を抑えることができ、
アレルギー体質が改善されると考えられます。(カルピス/発酵乳と乳酸菌より)
ということは、弱くなりがちなTh1細胞が頑張ってくれれば、
アレルギーを抑えられるということになりますね。
そんなTh1細胞に力を与えてくれるのが・・・【乳酸菌】なのです。
特に!【カルピス社】 と 【ヤクルト社】 は、
どちらも研究の末、オリジナルの菌を発見しています。
★カルピス
L.アシドフィルス92株
「アレルケア」
アレルギー症状の緩和だけでなく、
インフルエンザもかかりにくいという結果が出ました!
https://www.calpis-shop.jp/l-92/
★ヤクルト
L.カゼイ・シロタ株
「ヤクルト」
(中でもヤクルト400は400億のシロタ株が入っています。ちなみに400はお届けのみ!)
総合的な免疫力を高めます!
ビフィズス菌(善玉菌)を増やして、大腸菌(悪玉菌)を減らし腸内環境を整え、
O-157などの増殖を防いでくれ食中毒の予防にも!
http://www.opi-net.com/opiken/200703_02.asp
調べたところ、プロバイオティクスとしての効果は同じです。
ただし、乳酸菌は腸に定着しませんから、
定期的な摂取が必要です。
毎日が望ましいですが、1日おきであれば継続して摂取できるとのことですよ♪
(ちなみに私は、コスパや続ける、という面からヤクルトを飲んでいます♪
圧倒的にお鼻をかむ回数が減りました♪)
ヨーグルト、その他乳酸菌飲料などに比べ、
上記の2菌は特に抗アレルギー効果が高いようです。
免疫力を高め、抵抗力をつけるということは、
アンチエイジングにもつながります!
医療人として、いつも元気な姿で患者さまをサポートしたいものですね♪
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