- 「職業紹介優良事業者」認定
- 求人者と求職者の適切なマッチングの促進に取り組む企業として認定されています。
一般名処方に対する困惑・・・
みなさん、こんにちは。ファルマスタッフです。
新年度を迎えて、もう半月が過ぎましたね。
診療報酬改定で業界に話題を呼んだ、「一般名処方加算」も始まって半月が経過しました。
みなさんの周りでは、いかがですか?反響や問題点出てきましたか?
*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。
☆そもそも、一般名処方の加算って何?☆
医療機関が一般名を記入した処方せんを発行した場合に、処方せん1枚毎に2点の算定が
出来るというもので、ジェネリック(後発医薬品)使用の促進の後押しになると新設されたものです。
*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。
改定実施前はトラブルが多発するのではと危惧されていましたが、
実際のところはどうだったのでしょうか?
≪実施後に見られた問題点≫
?レセコン入力時に一般名に慣れていない事務にとっては、何の薬なのか判断が付かず、
都度薬剤師に確認を取らざるを得なく、入力に手間取っている。
?薬剤師にとっても普段聞きなれない薬については資料等で調べ直すという対応に追われている。
?薬剤師・事務で手間取ってしまうことで、結果的に患者様を長時間待たせることに繋がる。
薬局にとってはサービスの低下に繋がりかねない。
上記のようなトラブルが発生している中で最も問題視させているのは・・・
「調剤過誤発生」の懸念です。
一般名の解読に手間取ってしまって患者様を待たせていることに焦ってしまい、
しっかり監査が出来ずにミスを見過ごされてしまう可能性があり、
大きな事故に繋がりかねないという点です。
今のところ、主に先陣を切って一般名処方を進めているのはクリニックです。
病院門前に出店している大手調剤薬局でも一般名処方は多くないと言っていて、
実際に一般名処方の処方せんを見たことがない薬剤師もいるそうです。
ただ、今後病院でも一般名処方の処方せんを出すところが確実に増えていく中で、
上記のようなトラブルを未然に防がなくてはいけません。
レセコン入力や一般名の解釈については、患者様が一巡する1か月くらいで落ち着くのでは
と言う見方もある。今のところ現場では「何を選択していいのか分からない」と声があり、
有り得る可能性を洗い出しておく必要性がありますね。
大手調剤薬局では、基本的には疑義照会で対応しているとのことでした。
今回のトラブルを活かして、薬局だけの問題ではなく薬剤師個人としても一般名に慣れるために
スキルを磨く必要がありそうですね。
特集一覧
薬剤師求人特集一覧をみるおすすめコンテンツ一覧
Informationお知らせ