2016.02.25

電子処方箋で何が変わる?

こんにちは。ファルマスタッフです。

今回は処方せんに関するコラムです!

先日、厚生労働省は2016年4月を目処に、処方箋の電子化を解禁すると決定したようです。

2016年3月には関連省令を改正し、4月から施行になる予定です。
地域医療連携ネットワークなど実施環境の整った地域で順次運用を開始する予定となっています。

具体的にどのような対応になるのでしょうか?

●地域医療連携ネットワークを活用した電子処方箋の流れ

1 患者が医療機関を受診
2 医療機関から地域医療連携ネットワークのサーバーへ電子処方箋を登録
3 医療機関より患者へ処方箋IDのついた「電子処方せん引換証」を発行
4 薬局は処方箋IDから電子処方箋を取得、患者へ服薬指導

●紙薬歴を使用している薬局での対応
 

移行期では、「電子処方せん引換証」を紙に転換し、調剤を受けることが出来るようにする予定。

※電子処方箋の本格運用が始まるまでは、電子処方箋と紙の処方箋が混在するため、
電子処方箋に対応できない薬局でも患者が調剤を受けられるよう移行期の仕組みが必要と運用ガイドライン案に明記されている。

 

○電子処方箋のメリット

・医師から薬局への調剤に必要な情報の提供(病名や検査値、アレルギー等の疑義照会への対応など)によって  
 医療機関と薬局での情報共有が可能
・後発品への変更など、医療機関との調剤の結果の共有も可能
・電子お薬手帳との連携により、患者が自ら服薬している情報を電子的に管理出来る
・紙の処方せんの印刷や管理コストが削減される
・処方箋の内容をコンピューターで自動処理することで事務作業を減らせる

今後は、電子処方箋の調剤結果をお薬手帳に取り込めるようにするなど、
電子お薬手帳とも連携し、かかりつけ薬剤師・薬局の推進を目指していくようです。

システム化が進み、効率良く業務が行えるようになってきましたね。

医療機関との情報共有によって、より詳しい服薬指導が行えるため、
薬剤師としての職能をますます発揮出来るチャンスですね♪

【参照】
厚生労働省 
(医療情報ネットワーク基盤検討会 資料より)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000113460.pdf

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