2015.08.21

面接での退職理由の伝え方

こんにちは。ファルマスタッフです。
 
転職をしたい理由は何ですか?
と聞かれても、なかなかスラスラと答えられないものではないでしょうか。
 
 
・人間関係
・残業や休暇による労働環境
・給与体系
・キャリアアップ
・会社方針に合わない
 
一言であらわそうとすると、この5つになってくるように思います。
ただ、この5つに要約できるようになるまでには、ご自身の気持ちと
しっかり向き合う必要があるのではないでしょうか。
 
それというのも「面接の場は自分をアピールする場」ですので
ご自身にとってマイナスな理由を言いたくないという心理が働きます。
 
そこであまりに具体的なエピソードを話過ぎてしまいますと、
逆に先方の心象がマイナスに働くこともあるのです。
 
たとえば『人間関係』ですと
「自分に問題があってうまくいっていなかったわけではない!」
ということをアピールするために、
「管理薬剤師の方が〜で、何人もの方がやめていったんです。
自分もそういった薬局長にはついていけませんでした」
というエピソードをお伝えしたとします。
 
状況はよくあるケースだと思うのですが、
果たしてそれは本当にご自身のアピールになっているのでしょうか。
「薬局長の考えには〜という方針があり、
それが自分の○○という考え方とは合わない部分になってしまいました。
○○という考え方に合う環境で仕事をしたいと思いました。」
これであれば、合わなかったのはあくまでも「考え方」で、
あなたが誰かを悪者にするような考えの持ち主ではないということが伝わります。
また○○に当てはまる、ご自身の求めている職場環境のイメージも伝えることができます。
 
 
ほかの例としては、『残業や休暇による労働環境』なども、
同じような状況になりやすいパターンかと思います。
 
「最初に入るときには残業がないという話でしたが、入ってみたら、月○時間もあったんです」
このエピソードは、月○時間が多すぎるということなのか、
聞いていた条件と違うというところへの不満なのか
わかりづらいものがあります。
 
「自分の生活環境は〜といった状況もあり、○時には家に着く必要があります」
「〜といった事情があり、最初からわかって残る残業であれば対応が可能です」
といった内容につなげてみてはいかがでしょうか。
 
今後自分はどのような残業が可能で、どのような残業はできないのか、
先方の環境と合っているのかも具体的に判断して頂けますし、
なぜ時間にこだわるのかの理由も端的にお伝えできます。
 
退職理由を伝えるときには、
“前向きにお仕事をして頂ける方なのだ”と相手に感じてもらうことが重要
これまでそんなに辛い状況があったのなら退職もしょうがないですね、
と思ってもらうことはそれほど重要ではありません。
むしろお人柄を誤解させる原因につながることもあるようです。
 
 
ただ、それはあくまで『面接時の転職・退職理由』に使っていくテクニックでもあります。
 
ファルマスタッフへは、存分にこれまでの体験・経験をお話しください。
どんな経験をして、どんな風に感じてきた方なのかを共有することが
求人のご提案に活かせます。
合う職場を探すために紹介会社を利用して頂かなくては意味がありませんので
自分の言葉をきれいにまとめる必要などありません。
退職理由をシンプルにまとめていく作業も一緒に行います!
 
ご自身にあった職場との出会いを提供できるように、しっかりお話を伺いたいと思っております。
ぜひお気軽にご相談ください。