2016.05.06

薬剤師としての価値とは?

こんにちは。ファルマスタッフです。
 
『かかりつけ薬剤師』になるのに時給や年収が上がりそうにない・・・
という言葉を頂くようになりました。
皆様、不安や負担を感じているからこそのお声のように思います。
 
 
実際に、各社認定薬剤師取得のための支援や補助の検討は進んでいるようですが
それが即、お給料の上乗せにつながるというところまではお話が進んでいないようですね。
『かかりつけ薬剤師』の立場がどうなっていくのか、これからの動向に注目が集まっています。
 
 
さて、少しお話が変わりますが、
ご転職のサポートをさせて頂くにあたって
お会いすることを大切にしている弊社では
ご面談をさせて頂いています。
その中で、これからの薬剤師に求められることは何なのか、薬剤師としての価値は何か?
という、お一人お一人の価値観や考え方についても自然と垣間見えてきます。
 
 
『早く、お待たせせずにお渡しできること』
『間違いなく、正確にお渡しすること』
『○○さんにお願いしたいと言われること』
『在宅の経験』
など、はっきりと言葉にはしない方でも、色々なお考えを感じます。
 
そして、『かかりつけ薬剤師』としてお願いしたいと患者さまから考えて頂けるのは
最終的にはそういったポリシーが重要なのではないかと思っております。
 
認定薬剤師の資格を持っているかは、条件として必須ではありますが
実務面ではそれだけが大切ということはないと思います。
お勤め先の薬局によって、患者層が違います。
その患者さまのニーズをしっかりつかんで、対応をすることこそが
かかりつけ薬剤師に求められるスキルなのかもしれません。
その薬局に長くお勤めの方であれば、より患者さまのニーズを感じ取れますし
だからこそ、価値観もお仕事されてきた環境によって一人ひとり違うと言えます。
 
今回の調剤報酬の改定をみても、薬剤師の方を取り巻くお仕事環境は
大きく変わってきています。
これまでお仕事をされてきたご自身の『考え方』を大切に、
今後どんな環境でお仕事されたいか考えて頂ければと思います。
 
他の薬局と比較して、今後の働き方を考えたいという方も
遠慮なく、弊社にお問い合わせください!