- 「職業紹介優良事業者」認定
- 求人者と求職者の適切なマッチングの促進に取り組む企業として認定されています。
在宅医療に追い風!
みなさん、こんにちは。
だいぶ秋も深まり、そろそろコートの出番かなと思う今日この頃です。
朝晩も寒暖の差が激しく、風邪の季節に突入ですので体調管理気をつけなくてはいけませんね。
さて、先日新聞を見ていましたら、「在宅医療拡大」とう見出しで記事が載っていました。
調剤薬局チェーンの大手2社が患者宅や介護施設に処方薬を届ける「宅配サービス」を
全面的に導入すると言う記事でした。
高齢化で病院の病床数の不足や医療費の増加を抑えるため、在宅医療は国として
推奨している分野です。
少し前は在宅医療に薬剤師が関わる際は無菌調剤室などの設備の完備や技術も
必要とされていましたが、今年の報酬改定の中でハードルが下がっています。
そのため各薬局では大手個人関わらず在宅医療を始めている所が増えてきていますね。
ある大手チェーン薬局では在宅におけるシステムの導入を始めています。(10/22日刊薬業より)
具体的にはiPadを利用し、訪問先や外出先でも迅速に対応できるだけではなく、
医師や介護スタッフを含めた在宅医療チームとしての連携をとれる仕組みを構築しました。
すでに同社の50店舗で導入しており、今年度中に70店舗まで増やす計画だそうです。
持ち運びに便利なiPadを利用することで、患者宅や施設等の訪問先でも手軽に手早く書類を
作成できるので便利ですね。これが薬局内のだけではなく、担当の医師や介護スタッフにも
アクセスでき、在宅医療におけるチームでの連携が取れるようになっています。
調剤薬局だけではなく、ドラッグストアでも在宅医療に特化した店舗を作っている企業も
増えてきています。
在宅医療に参入してくる企業が増えていく中で、一薬剤師として避けては通れない道ではないでしょうか?
在宅医療には大きく分けて、施設向けと個人宅向けの2パターンの方法があります。
現状では在宅医療と言えば、施設向けに行っているケースがほとんどです。
しかし、薬局によっては医師との連携をとって二人三脚で在宅医療に力を入れている薬局もありますし、報酬改定によって増えてきています。
在宅医療で必要になってくるスキルは
(1)運転免許(運転技術)
宅配業務が出てくる場合は必須です。
(2)より一層の薬に関する知識
高齢化が進む中で、患者様一人一人にあった服薬指導や管理方法の提案が必要です。
(3)接遇
薬局で行っている対応では在宅医療に対応出来ないこともあります。
知識同様、患者様一人一人に合わせた対応が必要になります。
その他にも薬剤師による「フィジカルアセスメント能力」も求められると言われています。
今まで医師や看護師が行う分野とされてきましたが、在宅医療が進むことで薬剤師にも求められるようになってきました。
訪問することで把握できる副作用の有無や患者様の状態を知ることで連携している医師への報告も可能になります。
ひとつに在宅医療と言っても様々な形態があるので、お仕事を探す場合は在宅医療の中身も注目ポイントのひとつになります。
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