Q

アレルギー性紫斑病にオノンとハイシー?

A

アレルギー性紫斑病に用いられた症例報告があります。

[オノン]
ロイコトリエン(Leukotriene:以下LT)受容体拮抗薬であり、LTC4、LTD4、LTE4の作用を抑制する働きがあります。 アレルギー性紫斑病において血漿LTC4活性が亢進しているという報告があり、アレルギー性紫斑病における微小血管の拡張、血管透過性の亢進、局所の浮腫などの病態にLTが関与していると考えられます。
[ハイシー]
紫斑病に対してよく使用されているものの、明確に効果が示されたものはありません。ビタミンCには毛細血管抵抗を増強し出血傾向を改善する作用があるため、これを期待しての処方と考えられます。 ただし、オノン、ハイシー共に保険適応外のため疑義照会が必要です。

更新日:2019/3/1

 

掲載日: 2013/09/05
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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