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  • 公開日:2010.12.27

【業界を読む】 調剤報酬一本化、実現したらどうなるの??

薬剤師の皆さんこんにちは。さて、年末の慌ただしい中、
業界には激震と言ってもいいのでは?と思うニュースが飛び込んできました。

規制・制度改革に関する分科会 『ライフイノベーションワーキンググループ(WG)』が
「2012年の診療報酬改定において、
調剤の基本料を現行の40点と24点の二段階から24点に統一すべし」

という見解を出しました。


それでは一体、調剤報酬の一本化が実現すると、どうなるのでしょうか?

24点を算定している薬局は“1%強”程度しかない為、
多くの薬局が処方箋1枚あたり16点減となります。

薬剤師3人、事務1名 処方箋100枚/日の薬局ですと
一日16,000円利益がなくなり、月約400,000円マイナス

年間で4,800,000円利益がマイナス
になります。

減った分はインテリジェンスフィーとして“薬剤師として職能を発揮した”場合に
点数が取れるようになるフィーが付くことが予想される為、
そのままにはならないと思いますが、かなりの利益が減ります。

そうなれば、M&Aが加速し、業界の再編成や
病院以外の処方箋(例えば施設の処方箋)の獲得競争激化することが予想されます。


転職する時は不満があり辞めたものの、M&Aでまた同じ会社になったり、
給与削減で補おうとする薬局も出てくるでしょう。



こんな時代だからこそ、情報収集のために、
人材紹介会社を積極的にご利用していただきたいと思います。

皆さんにとって、より良い未来に“つながる”転職をお手伝いします!

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2010/12/27

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