- 公開日:2011.03.22
[東日本大震災] 薬剤師の活躍について
この度の東北地方太平洋沖地震においては、甚大な被害となりましたこと、
胸を痛めながら日々の情報に耳を傾けております。
被災地におかれましては、一日も早い復興と多くの笑顔を取り戻せますよう、
心よりお祈り申し上げます。
東日本大震災の被災地に派遣された、日赤長崎原爆病院の医師1人と看護師3人、
薬剤師1人が石巻赤十字病院を拠点にした16から18日までの活動を終え、
報告会が開かれたようです。
ボランティアで働く医療従事者の方も仕事を持っている身ですので
順番に出発するしかないようです。
そんな中でも被災地の患者の為に懸命に活動し、数々の命を救って来た医療従事者の方に
敬意を表したいと思います。
医師・看護師ばかりがクローズアップされていますが、薬剤師の活躍する場は多数あります。
被災地の支援物資保管センターには大量の医薬品が運ばれるようになりましたが、
その仕訳において薬剤師が大活躍しています。
また、医薬品は不足していますし、PCも使える環境にないことから、診察をし、処方をしても、
薬が手に入らないこともあります。
そんな時、代替案を提案するのが薬剤師です。薬剤師がいなければ診察・診断・処方を行っても
無意味になってしまうことがあります。
あまり目立たない仕事ではありますが、薬剤師が活躍しています。
被災地の現場に行きたくても行けない方や、気持ちはあるものの諸事情で行けない方も
多数いらっしゃると思います。
今の職場や新天地でキチッと職能を発揮し、ボランティア活動をしている医療従事者に
自分の職場のことを心配させない!これも立派な救援活動ではないでしょうか。
ファルマラボ編集部
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