動脈硬化用薬のコレストンには、パンテチンや大豆油不けん化物、酢酸d-α-トコフェロールが配合されており、血清高コレステロールの改善や血清高コレステロールに伴う末梢血行障害(手足の冷え・しびれ)の緩和に効能効果があります。また、コレストンには使用上の注意における「してはいけないこと(禁忌)」の記載がないことも特徴です。 コレストンに含まれる有効成分のうち、パンテチンは、肝臓におけるコレステロールの代謝を改善します。LDL(悪玉)コレステロールの分解を促し、またHDL(善玉)コレステロールを増加させ、血液中の余分なコレステロールをとり、血管壁への沈着を抑えます。 ただし、コレストンを1ヶ月ほど服用しても症状・コレステロール値の改善がみられない場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に「相談すること」として注意が必要です。(1ヶ月ほど服用後、医療機関でコレステロール値の測定をすることが推奨されています) 服薬指導POINT血清高コレステロールの改善には食事療法が大切なので、コレストンを服用中も食事療法をしっかりと行うよう指導しましょう。 |
Q |
動脈硬化用薬のコレストン、血清高コレステロールの改善に効能効果がある?ない? |
掲載日: 2024/12/26
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります