- 公開日：2010.11.03
『転職のツボ』〜ボーナス後の退職は、得策じゃない！？
「転職のタイミング」は、人それぞれ。
よくある“きっかけ”をざっと挙げてみますと、下記のようなケースがあります。
1、ご主人の転勤による引越しのため転職
2、お子様が進級なさって手が離れるので、時間数を増やしたくて転職
3、給与アップ、スキルアップのための転職
4、新しい分野へ挑戦するための転職
ここで、“3”で挙げた『給与アップのための転職』のタイミングについて注目してみます。
収入重視のこの場合、「貰えるものはもらってから次に行きたい！」ということで、
ボーナス後に転職する方が多いです。
しかし、本当にそれは得策なのでしょうか？
これからの時期、12月もしくは1月にボーナス支給になるかと思いますが、
支給を終えてからとなると繁忙期真っ只中！
1月以降スタートの場合、次の職場でボーナスはほとんど貰えません。
給与アップのための転職をしても、ボーナス査定期間の在籍期間が短いために、
寸志程度のボーナスとなってしまうのです。
よって、トータル収入で考えるならば、現職のボーナスを諦め、
少しでも長く次の職場のボーナス査定期間に在籍することをお勧めします。
目先のうまみに飛びついてトータル収入で差が開くと、得策とも言えないですよね。
また、「ボーナス後を待っての転職が一番お得」という認識を持っている方が多いため、
この時期は求職者が増えてしまい、好条件の求人には応募が集まります。
逆に、ボーナス前は薬局など就業先側も人が採れない時期となっているので、
ご自身の希望での交渉が通りやすい、転職には有利なタイミングになってくるのです。
現在、転職の決心がついている方であれば、後ろ倒しをするのではなく
早めの（今すぐの）転職活動スタートをおすすめいたします。
求人はタイミングが命です！何か一番「お得」なのか、今一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
