エパデールS
Q |
何のお薬?用法・用量は? |
A |
適応症と成人の用法・用量は以下の通りです。 1.「閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善」 1回600mgを1日3回、毎食直後に経口投与する。年齢や症状により適宜増減する。 2.「高脂血症」 1回900mgを1日2回又は1回600mgを1日3回、食直後に経口投与する。ただし、トリグリセリドの異常を呈する場合は、程度により1回900mg・1日3回まで増量できる。 空腹時の服用は吸収が悪くなるため食直後の服用を指導しましょう。高脂血症治療においては、あらかじめ基本である食事療法を行い、更に運動療法や高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減等も十分に考慮します。これらの情報を患者さまから継続的に聞き取り、適切な指導を併せて行うようにしましょう。 |
Q |
禁忌、慎重投与、相互作用は? |
A |
出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)は止血が困難となるおそれがあるため禁忌です。 また、月経中、手術予定、出血傾向のある患者、抗凝血剤または血小板凝集を抑制する薬剤を投与中の患者は慎重投与。相加的に出血傾向を増大させるおそれがある抗凝血剤(ワルファリン等)及び血小板凝集を抑制する薬剤(アスピリン、チクロピジン、シロスタゾール等)は併用注意です。 |
Q |
保険適応外の処方について |
A |
蛋白尿減少作用を持つことから軽度IgA腎症、全身性硬化症(強皮症)で皮膚の血管病変によるレイノー現象等に用いられることがあります。 |
Q |
要指導医薬品(エパデールT)について |
A |
生活習慣病対象の日本初のスイッチOTC 。1包中に600mg 含有しており、42 包入りです。効能は「健康診断等で指摘された、境界領域(150mg/dL 以上300mg/dL 未満)の中性脂肪値の改善」です。 |
掲載日: 2019/10/25
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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