要指導医薬品のアレグラFXプレミアムは、第二世代抗ヒスタミン成分であるフェキソフェナジン塩酸塩と交感神経興奮成分である塩酸プソイドエフェドリンが配合されています。 一方でアレグラFXは、フェキソフェナジン塩酸塩のみを単独で配合しています。塩酸プソイドエフェドリンは、交感神経刺激作用により血管を収縮させ、鼻粘膜の充血や腫脹を軽減して鼻閉改善効果を示します。 そのため、アレグラFXプレミアムは、「アレルギー性鼻炎による症状のうち、とくに鼻づまり症状でお困りの方が本剤をご利用ください」と添付文書に記載されています。 また、アレグラFXと比較して使用上の注意も多くなっているため、販売時には注意しましょう。 服薬指導POINTアレグラFXプレミアムは、鼻づまり症状が強い期間のみの最小限の使用にとどめ、鼻づまり症状の緩解がみられた場合には、速やかに抗ヒスタミン剤単独療法などへ切り替えるよう指導しましょう。 |
Q |
アレグラFXプレミアムは、アレグラFXと比較して、アレルギー性鼻炎の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)のうち、とくにどの症状がつらい場合に勧められるでしょう? |
掲載日: 2024/05/10
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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