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  • 公開日:2016.10.26

面接時に第一印象を良くするポイント

薬剤師の転職事情

 

薬剤師の面接は第一印象が重要ですが、どのように対応すれば良いのでしょう。薬剤師の面接対策の一環として、第一印象で好印象を与える接し方を見ていきます。

 

■初対面から10秒以内が勝負です

面接に限らず、初対面の人と会ってから第一印象が決まるまでにかかる時間は10秒以内と言われています。面接官が待つ部屋をノックして開けた瞬間からはじめの挨拶まででこのくらいの時間は過ぎてしまうので、ノンバーバルコミュニケーションが重視されます。

清潔な身だしなみや美しい歩き方など、社会人として薬剤師として基本的な部分も重要でしょう。第一印象でつまずいてしまうと、質疑応対で取り戻すのが大変です。マイナスの状態から話しはじめるのと、ある程度のアドバンテージがある状態とは、大きな乖離がでてくるためです。

部屋に入る前に大きく深呼吸して気持ちを切り替えるなど、はじめの10秒で良い印象を与える身の振る舞いを意識しましょう。

 

■口角を上げて柔らかい表情を作ります

転職面接が続くと疲れが顔に出てきますが、口角だけは意識しましょう。笑顔を作ると考えると難しくても、口角をキュッとあげるだけで優しい表情になって、第一印象が良くなります。

一緒に仕事をする薬剤師にとっても明るい人は接しやすく、話がどんどん進みます。患者さまに対する第一印象も良くなるので、薬局や病院としてもぜひほしい人材という評価になります。自分が一緒に働きたい薬剤師はどんな人か考えると、自ずと答えが出てくるでしょう。

採用担当者にしても連日の応募者との面接で疲れているので、ちょっとしたマイナスイメージでも敏感に反応するものです。たくさんの薬剤師が面接に来る大手企業であるほど減点方式の評価をしやすく、人柄を重視します。

どんなにスキルが高い人材でも「暗い人」との第一印象をもたれてしまうと、ふるわない結果になるため、最初に顔をあわせたときの表情はマストで意識しておきましょう。

 

■ハキハキした受け答えを意識しましょう

面接で緊張してしまうとつい口籠もってしまいますが、声が小さいトーンが暗いなどのイメージを持たれると、第一印象が優れません。経験キャリアや志望動機など基本的な内容を話しているときほど声のトーンを評価されやすく、採用合否を左右します

第一印象をあげるには、ハキハキした話し方を意識して、やや高めの明るい声で話すことです。ただ闇雲に大きな声を出す必要はありませんが、普段以上に口を大きく動かして、語尾までしっかり言い切りましょう。

終盤までは良かったのに最後に消え入るような声になってしまうと、何となく不安で自信がない印象をもたれます。そもそも面接は相手に自分の良さを売り込むアピールの場なので、自分自身を価値ある人材と考えて、面接官の心を動かす努力が必要です。

自分を理解してもらうためのプレゼンテーションをするイメージで、最後までしっかり言い切りましょう

 

■プロの指導を受けて改善しましょう

面接が苦手な薬剤師はテクニックをわかっていないだけで、第三者の評価を聞いて応対を工夫していくと、第一印象が劇的に変わります。面接が得意になると転職活動のストレスが軽くなるので、心身の負担が少なくなります。

自分を高く売り込むためにどのような工夫をしたらいいのか考えて、戦略的に行動しましょう。転職コンサルタントは薬剤師の転職市場をよく理解しているので、面接官の気持ちがある程度はわかります。模擬面接で気になるポイントの指摘を受け、言い回しや応対姿勢を変えていくと、ネックになりやすい課題がクリアになります。

何回か練習を繰り返すと自分に自信がついていって、余裕ある心で面接日を迎えることができるでしょう。ファルマスタッフでは、ご希望の方には薬剤師の面接についてのアドバイスもさせていただきます。書類選考は通過するのに面接でいい返事がもらえないという薬剤師こそ、ぜひ当社にご相談ください。

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■まとめ~面接時に第一印象を良くするポイント

1.初対面から10秒以内が勝負です

第一印象は出会ってから10秒以内に決まってしまうとも言われていて、面接ルームに入った瞬間が運命の別れ道です。部屋をノックする前に気を引き締めて、明るいあいさつや信頼される身のこなしを意識しましょう。

 

2.口角を上げて柔らかい表情を作ります

第一印象を左右する大きな要素のひとつが、話をするときの表情です。口角を少し引き上げて軽く微笑むように面接官と接すると、柔らかい印象になり、好感を持ってもらえます。

 

3.ハキハキした受け答えを意識しましょう

受け答えの内容より声の印象などが第一印象に影響しやすく、明るくハキハキした話し方を意識します。話の最後に声が消えていくのもよくないので、最後までしっかり言い切って、自信を持って話しましょう。

 

4.プロの指導を受けて改善しましょう

面接がどうしてもうまくいかない薬剤師は、転職コンサルタントの模擬面接を受けてみましょう。質疑応対の方法だったり話の切り口だったり、細かな部分を添削してもらえるので、落ち着いて面接にのぞめます。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/10/26

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