耐性乳酸菌散1%はラックビーR散です。商品名に%表記はないので、調剤ミスに注意してください。 耐性乳酸菌の多くは、耐性という意味でResistantの頭文字「R」が表記されていますが、レベニン散だけ「R」が表記されていません。 ビフィズス菌配合散であるレベニンS散にはStandardの頭文字「S」が表記されています。アルファベット表記がないレベニン散は耐性乳酸菌だと覚えておきましょう。耐性乳酸菌の一般名をまとめると表1のようになります。 ▼表1 耐性乳酸菌の一般名
また、乳酸菌製剤には、①成分は同一だが商品名が異なる薬、②商品名が酷似しているが成分が違う薬があるので覚えておくと良いでしょう。 処方頻度が高い薬についてまとめると表2、表3のようになります。 ▼表2 成分は同一だが商品名が異なる薬
▼表3 商品名が酷似しているが成分が異なる薬
処方監査・服薬指導のPOINT耐性乳酸菌の一般名や、一部の乳酸菌製剤による調剤ミスには注意してください。 とくに耐性乳酸菌の%表記による違い、ビオフェルミン配合散とビオフェルミン散剤の成分違いには気を付けましょう。 添付文書には%表記はされていないので、自分で計算して考える必要があります。 ※例として、ビオフェルミンR散は、1g中の成分量が6mgなので0.6%となります。 |
Q |
【般】耐性乳酸菌散1%はどの薬でしょうか? |
掲載日: 2025/01/14
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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