レベチラセタム(イーケプラ)による精神症状(易怒性、攻撃性など)は、起こり得る副作用として注意する必要があります。 レベチラセタム(イーケプラ)はこれらの副作用が、他の抗てんかん薬に比べて有意に多かったと報告されています。 精神症状が疑われる時は、減量または変更するなどの対応が必要です。抗てんかん薬の副作用として、眠気やふらつきは服薬指導でよく確認しますが、薬剤ごとに特徴的な副作用もあるので覚えておくとよいでしょう。 部分発作(焦点発作)のてんかんに処方される機会が多い第一選択薬(カルバマゼピンなど)について各薬剤の処方鑑査における注意点と副作用についてまとめました。 ・カルバマゼピン ・ラモトリギン ・レベチラセタム(イーケプラ) ・ラコサミド(ビムパット) ・ペランパネル水和物(フィコンパ) 処方監査・服薬指導のPOINTレベチラセタム(イーケプラ)やペランパネル水和物(フィコンパ)が処方されている患者さまには、眠気やふらつきといった副作用だけでなく、精神症状(易怒性、攻撃性など)がないか確認する必要があります。 ただし、患者さまを不安にさせないように「ご気分はいかがですか?イライラすることはありませんか?」など、言葉選びには注意しましょう。 |
Q |
易怒性、攻撃性などの副作用に最も注意する必要がある抗てんかん薬はどれでしょうか? |
掲載日: 2025/01/23
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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