胃腸薬のキャベジンコーワαには、キャベツ汁中の抗潰瘍成分として見つかったMMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)が含まれていることが大きな特徴でしょう。 MMSCには胃粘膜修復作用があります。また胃酸分泌を抑制する目的でロートエキス3倍散を配合するため、授乳中は服用しないか、服用する場合は授乳を避ける必要があります(ロートエキスは母乳に移行することがあり、その母乳を乳児が摂取すると乳児の脈が一時的に速くなることがあります)。そのほかにも制酸剤や健胃生薬、消化酵素などが配合されています。 用法用量としては1日3回毎食後に、8歳以上15歳未満は1回1錠、15歳以上は1回2錠を服用します。8歳未満の小児は服用できません。 服薬指導POINTMMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)などが配合されているため、特有のにおいがあることを事前に伝えましょう。 |
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胃腸薬のキャベジンコーワα、使用上の注意として正しいものは? |
掲載日: 2022/12/16
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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