胃腸薬であるガストール錠、服用後に自動車の運転ができる?できない?

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胃腸薬であるガストール錠、服用後に自動車の運転ができる?できない?

    ガストール錠は、M1ブロッカーであるピレンゼピン塩酸塩水和物や制酸成分であるメタケイ酸アルミン酸マグネシウム、消化酵素であるビオヂアスターゼ2000などを配合した胃腸薬で、15歳以上から服用ができます

    ピレンゼピン塩酸塩水和物は、出過ぎる胃酸の分泌を抑えますが、抗コリン作用により目のかすみ、異常な眩しさ等の症状が現れることがあるため、服用後に車などの乗り物の運転ができません。また、緑内障の診断を受けた人や排尿困難の症状がある人などは「相談すること」として注意が必要です。

    服薬指導POINT

    ガストール錠は、透析療法を受けている人は「してはいけないこと(禁忌)」ですので、販売時にはしっかり確認しましょう。

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    鈴木 伸悟(すずき・しんご)さん
    有限会社ウインファーマ セルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。
    掲載日: 2022/11/11
    ※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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