洗眼薬であるアイボンd、使い方として正しいものは?

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洗眼薬であるアイボンd、使い方として正しいものは?

    第3類医薬品である洗眼薬のアイボンdには、角膜修復成分であるアラントインや角膜保護成分であるコンドロイチン硫酸エステルナトリウム、抗炎症成分であるグリチルリチン酸ニカリウム、抗ヒスタミン成分であるクロルフェニラミンマレイン酸塩など複数の成分が配合されており、目の洗浄、眼病予防に効能効果があります

    コンタクトレンズを装着している場合は、使用前に必ずコンタクトレンズを外し、再装着する場合は洗顔してから10〜15分程度あけるよう指導します。また、片方の目を洗った液で反対側の目を洗わないようにすることや30秒以上洗眼しないようにすることも重要な指導ポイントです。

    なお、目薬と併用する際は、洗眼薬を使用して洗い流した後、5分以上たってから目薬を使用すると良いでしょう

    服薬指導POINT

    洗眼カップは、使用前後に水道水で充分に洗浄するほか、カップに残った水分は自然乾燥するよう指導すると良いでしょう。

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    鈴木 伸悟(すずき・しんご)さん
    有限会社ウインファーマ セルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。
    掲載日: 2022/11/18
    ※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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