お役立ち情報
  • 公開日:2011.03.03

《話題のニュース》 かくれ不眠を防ぐため、薬剤師ができること

薬剤師の皆さんこんにちは!

さて、2月3日の「不眠の日」にあわせ、
杏林大学医学部 精神神経科 主任教授の古賀良彦先生を中心に
「睡眠改善委員会」が発足しました。

「睡眠改善委員会」は、健康を維持するために
睡眠も食事や運動と同じように大切な要素の一つであることを世の中に啓発するため、
睡眠の専門家が集まり発足した組織。

エスエス製薬の調査結果によると、20代から40代の半数以上の人が
睡眠に関して何らかの不満や悩みをもっているということがかりました。
しかしながら、睡眠への不満や悩みがありながらも、
その約9割が悩みを解消するために積極的に行動していないのが実状だそうです。
こういった状態を「かくれ不眠」としています。


日本は、世界でもとくに睡眠が少ない“眠らぬ国”であることが知られていますが、
かくれ不眠によって生活の質が低下していることを思うと、
睡眠一つで、日本の労働力の生産性がさらにぐっと上がるかもしれないですよね。

例えば、睡眠だけの悩みで病院に行ったり、薬を飲むことに抵抗があったとしても、
ドラックストアで購入できる睡眠改善剤などであれば気軽に改善することができます。
医師の処方で出される睡眠薬と、睡眠改善剤の違いを理解していないと
習慣性や依存性に不安を持つ方も多いでしょうから、
専門知識を持った薬剤師からのアドバイスへの期待値も上がっていくはずですね。


ご興味を持った方は、
「かくれ不眠チェックシート」でまずはご自身の睡眠偏差値をチェックしてみてください!
http://www.brainhealth.jp/suimin/checksheet/index.php

かくれ不眠の要素やもたらすリスク等について、
楽しく読めるような説明がありとても分かりやすいサイトです。

ちなみに私は、12項目中6項目に該当のかくれ不眠でした。
寝付けないだけが不眠じゃない!まさにその通りだと思います。

ファルマラボ編集部

「業界ニュース」「薬剤師QUIZ」 「全国の薬局紹介」 「転職成功のノウハウ」「薬剤師あるあるマンガ」「管理栄養士監修レシピ」など多様な情報を発信することで、薬剤師・薬学生を応援しております。ぜひ、定期的にチェックして、情報収集にお役立てください。

記事掲載日: 2011/03/03

あわせて読まれている記事