中山薬局薬剤師インタビュー

中山薬局店舗経営担当

おだやかな空気の流れる店舗内、そこで働く薬剤師さんたちの成長意欲には目を見張るものが。これからの将来の発展が期待される中山薬局さん。そこに息づくモットーとは？店舗経営担当者の方にくわしくお話しいただきます！

中山薬局さんの紹介をお願いいたします。

八王子市内に6店舗を経営している、地域密着型の薬局です。調剤専門の店舗をはじめ、ＯＴＣ取り扱い・またはＯＴＣ専門の店舗を展開するなど幅広い経営を行っています。

中山薬局さんを表す「一言」とは？

「攻める薬局」です！

なぜ、「攻める薬局」と言えるのでしょうか。

当薬局では、「マルチな薬剤師」を育てることを目標に掲げています。調剤薬局とは言えど、処方せんを待ってばかりの受身の姿勢でいるとあっという間に世の中に取り残され、将来の発展は見込めなくなると考えています。ですから、薬剤師もこれからは「外に出て行く仕事」になっていくと思っています。調剤室にこもっていると、薬剤師さんの本当の「質」の向上にはつながりません。今は例えば営業や人事、エリアマネージャーといった、薬局経営の根元に関わっていくことのできる、アクティブで、本当の意味で「マルチ」な薬剤師さんを育てています。勤務している薬剤師さんは皆、常に「攻め」の姿勢での取り組みを心がけています！

具体的な取り組みを教えてください。

まず研修では、薬剤師さんにも「ビジネス」の視点を学んでもらうため社会人としてのビジネスマナーや論理的思考力の形成、マネジメントスキル等に焦点をあてた研修を行っています。薬局の研修と言うと、調剤の専門スキルをテーマにしたものが一般的。やはり中には驚かれる方もいらっしゃいますので、特徴的なところなのかなと思っています。また、当薬局の方針に「実力主義・成果主義」があります。仕事への評価にビジネス的な視点をより組み込みたいという考えの下、投薬人数や監査の数などを数値化し、グラフにしたものを評価の指標の一つにしています。もちろん実務は数値だけでは判断できないものですから、あくまで一つの評価要素としての扱いです。

働きやすさのポイントなどはありますか？

有給休暇取得率、100％！店舗では「メリハリを重視！やる時はやる！休む時は休む」ということをモットーにしていますから、皆さん働いた分だけのお休みをしっかり取っているんです。店舗内の人員を充実させていることはもちろん、個人個人の自己マネジメント能力向上を研修や日々の勤務の中で促していることも、お休みが取れる要因の一つです。また、他店舗へのヘルプ要請をしない、自店舗内での人員補充対応も心がけていますので、「自分たちで解決しなくては！」という意識が強固な協力体制をを育んでいます。マルチな薬剤師を目指して実施している研修などが、こうしたところにもよい効果を生んでいます。

今後の展望をお聞かせください。

これからも、外へ向かう姿勢とビジネス感覚を持った真に「マルチ」な薬剤師さんを育成し、地域密着での連携強化も活かしながら薬局の発展を目指していきます！現在地元八王子市を中心に取り組んでいる在宅医療や訪問服薬指導ももっと広く、深く取り組むことで地域貢献につなげていきたいですね。

中山薬局さんが求める、理想の薬剤師像は？

調剤薬局で「攻める姿勢」と言うとしり込みしてしまう・・・そんな方もいるかもしれませんが、直向きに、柔軟に対応しながら成長してくれる、やる気と謙虚さ、素直さを兼ね備えた薬剤師さんには是非おすすめできる薬局だと自負しています。今までは若い世代を採りたいと考えていたのですが、最近中途で入社してくださった年配の方が非常に成長意欲が強く、大活躍してくださっているので、今後は年齢問わず、前向きで向上心のある方ならどなたでも歓迎したいですね。