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  • 公開日:2011.04.07

【業界を読む】 "在宅分野の保険点数"を巡る興味深い議論!

薬剤師の皆さん、こんにちは。
平成24年は、診療報酬(2年に一度)と介護保険(3年に一度)の6年に一度のダブル改定ですね。

そこで議論されているのは「在宅分野の保険点数」です。
診療報酬アップがなかなか望めない中、在宅に取り組んでいる薬局も多いかと思います。


中央社会保険医療協議会で議論されている在宅の論点の中で、興味深い論点がありました。

介護支援専門員から相談・情報提供などにより医師の指示を受ける前に、
 薬剤師が訪問し状況把握を行い、薬剤管理指導のきっかけとなった場合の診療報酬上の評価

という内容です。

これは、医師が絡まなくても自発的に状況把握を行った場合には、点数を付けてもよいということです。
今までにない画期的なことだと思います。
薬剤師が状況を把握し薬物治療を治療を進められれれば、病院にかかる頻度も減り、
結果保険財政に好影響ということでしょう。

ここでの盲点は、介護支援専門員からの相談でしょう
ケアマネの資格を持った薬剤師がいれば、ケアマネ薬剤師の判断が広がり、
自社の薬局の収益が上がるということです。


今まではケアマネの資格を取っても…。という状況でしたが、
これが本格的になると、ケアマネ薬剤師がもっと重要視されるようになるかも知れませんね。


 

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2011/04/07

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