- 公開日:2016.06.17
立ち仕事が多い薬剤師!おすすめのケア方法とは?
立ち仕事が多い薬剤師さんは、足・腰に負担がかかります。 ストレスを少しでも軽くするための、おすすめケア方法を見てみましょう。
薬剤師さんの身体のメンテナンスにおける3つのポイント
調剤したり接客したりと、何かと立ち仕事が多いのが薬剤師の仕事です。 家に帰ると毎日足がパンパン・腰が痛くて動けないなどの悩みを抱えがちになります。 身体のメンテナンスにおける、ストレスを軽減するための3つのセルフケア方法を見てみましょう。
- 足裏をツボ押しして疲れをとる
- 腰痛を解消する下半身のストレッチ
- 立ち仕事でも疲れにくい靴を選ぶ。足裏には、全身の疲れに効くツボが集まっています。
仕事が終わって帰った後にケアすると、疲れが翌日に残りません。 腰痛がひどい場合は、お尻・足の裏側にきくストレッチをしてみましょう。 凝り固まった筋肉がほぐれると、身体が楽になるはずです。 立ち仕事でも疲れにくい靴を選べば、そもそもの疲れを軽減できます。
足の疲れに効くツボ
立ち仕事の筋肉疲労に効くのは「湧泉(ゆうせん)」と呼ばれるツボです。 足の人差し指の真下あたりにある少しくぼんだ部分を、ゆっくり指圧してみましょう。 親指の腹を使って3秒くらい押さえると、身体がぽかぽかしてきます。 「ゆっくりと力を抜き・再び押して」を繰り返すと、痛みが楽になるはずです。
むくみが気になる時は、足裏の真ん中あたりにある「足心(そくしん)」というツボを押さえます。 腎臓の働きを良くする効果があるので、余分な水分を体外に排出してくれます。 同じように「3秒押して・離す」を繰り返してみてください。
ツボ押し効果を高めるため、お風呂にゆっくりつかって、血行を良くしておきます。 上手に押せないようなら、専用の「ツボ押し棒」を使っても良いでしょう。 毎日帰った後にツボ押しをすると、疲れが翌日に残りません。 日々の習慣にして、毎日快適に仕事ができるよう身体を整えましょう。
ストレッチを取り入れた下半身のケア方法
立ち仕事で腰が痛くなるのは、下半身の疲れが原因です。 足の裏側の筋肉と背中を伸ばして、血行を改善しましょう。
試してほしいストレッチは、以下の2つです。
・ふくらはぎに効くストレッチ- 足を前後に開き、上半身をやや前屈みに倒して、前足に手をおきます。
- かかとをあげた状態の後ろ足をゆっくり下に下げてください。
- 上半身を起こして、後方の膝を曲げていきます。
- 左右の足を入れ替えて、同じ動きの繰り返しです。
- 両足を軽く開いた状態で真っ直ぐに立ち、両手を膝にあてて構えます。
- そのままゆっくり手を下げていき、足の付け根まで動かしてください。
どちらのストレッチも、息をゆっくり吐きながらイタ気持ちいいくらいの負担で行います。 家に帰った時だけでなく、仕事の休憩時間に行っても効果的です。 薬剤師さんが疲れている様子だと患者さまが不安になるので、気分転換感覚で試してください。
薬剤師さんにおすすめの疲れにくい靴選び
紹介したケア方法を試してもなかなか疲れがとれないなら、靴を変えてみましょう。 立ち仕事が多い職場で気をつけたい靴選びのポイントを紹介します。
- かかとのクッション性が高い靴
- :体重の負荷を分散して、立ち仕事の負担を減らします。 かかと・中敷きが柔らかい靴を選ぶと、身体が楽になるはずです。
- 軽くて履きやすい靴
- :ナースシューズのような軽量タイプがおすすめです。 歩き回るわけではなくても、軽くて楽なアイテムを選びましょう。
- 低めのヒール
- :一日何時間も履くものなので、低めのヒールにしてください。 全くヒールがない靴に抵抗があるなら「3cmヒール」をおすすめします。
履き心地や素材感は、試してみないと分かりません。 通販経由ではなく、実店舗で履き比べながら、選びましょう。 絨毯の上とフローリングでは靴を履いた感じが異なります。 フロアのかたさなど職場に近い環境で試着をし、実際の感覚を確かめてから購入するとよいでしょう。
まとめ〜立ち仕事が多い薬剤師!おすすめのケア方法とは?
- 1.薬剤師さんの身体のメンテナンスにおける3つのポイント
- 立ち仕事が多い薬剤師さんには、足裏のツボ押し・ストレッチがおすすめです。 それでも痛みが良くならないなら、靴選びが間違っているかもしれません。 身体への負担が少ないアイテムを選びましょう。
- 2.足の疲れに効くツボ
- 足の疲れに効くツボとして「湧泉(ゆうせん)」「足心(そくしん)」があげられます。 各ツボを3秒間くらいゆっくり押して離すと、足がポカポカ温まってきて、重だるさがすっきりとれます。
- 3.ストレッチを取り入れた下半身のケア方法
- ストレッチでケアするなら、ふくらはぎ・背中を中心に伸ばします。 息をゆっくり吐きながら足の裏側・背中を伸ばし、重だるさを解消しましょう。 仕事の合間の休憩時間に試すのもおすすめです。
- 4.薬剤師さんにおすすめの疲れにくい靴選び
- 疲れにくい靴を選ぶ時は、かかとのクッション性・ヒールの高さ・履き心地などに気をつけます。 職場に近い環境で試着をして、実際の感覚を確かめてから購入しましょう。
ファルマラボ編集部
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