- 公開日:2016.07.10
コツコツ貯めたいあなたに!オススメの貯金術をご紹介
一般的に年収が高いイメージのある薬剤師ですが、しっかり貯金できていますか。 コツコツ貯めたい人におすすめの「給与天引き貯金」を紹介します。
貯める分をまず確保!給与天引き貯金がオススメ
コツコツ貯めたい人へのおすすめは「給与天引き貯金」です。
年収などを考慮して貯金する金額を決めて、給与振込口座・貯蓄口座を金融機関に登録し、自動引き落としによって貯めていく方法です。 自動で処理されるので、余計な手間がかからないため、忙しい薬剤師にピッタリです。
貯蓄分をとった後に口座に残ったお金は、使い切っても良いお金です。 先に貯蓄分を確保することで、使い過ぎを予防できます。
ある程度貯まったら定期預金に切り替えるのも一案で、「100万円たまったら定期を組む」など目標を決めるとモチベーションがあがります。 記帳をしたとき「こんなに貯まった」と感じる瞬間は、至福です。
コツコツ貯める楽しさを、まずは実感してみてください。
無理なく貯められる貯蓄目標の決め方
コツコツ貯めるには目標が必要ですが、どの程度の金額に設定すればいいのでしょう。
収入の10%から20%程度がひとつの目安になるので、年収を12で割って月間の目標数値を求めます。 年収600万円なら、600万円×10%÷12ヶ月で月に5万円貯めたとすると、年間60万円もの貯金ができ、ボーナスの時に少し頑張って貯金にまわすと、年間100万円貯めることもできます。 10年続ければ1,000万円・20年で2,000万円なので、定年の時にはまとまった額の貯蓄ができます。
お金が全てではないにしろ一定の蓄えがないと心のゆとりがなくなるもので、比較的安定した職業の薬剤師でも、会社に何かあった時への備えが必要です。 今が良ければと考えるのではなく、将来を見据えた計画を立てると、万が一の時に安心できます。
可能な金額からで良いので、目標を決めて貯める習慣をはじめてみましょう。
見栄で消費レベルをあげる必要はない
これまで貯める習慣がなかった人だと「給与天引き貯金をすると家計が赤字になる」ということもあるはずです。 年収と比較して背伸びしたライフスタイルになっていると家計が圧迫されがちなので、支出の内訳を調べる必要があります。
たとえば、都心部の薬剤師さんで、マイカーを持っているとします。 車を買うときにはまとまったお金が出ていく上に、駐車場・保険・車検・メンテナンス費用までかかります。 ここまでお金をかけているのにほとんど車に乗らないなら、思い切って処分するのもひとつの手です。 「車くらい持っておきたい」と小さな見栄を張って、マイカーを持ち続ける必要はありません。
自動車だけでなく、ブランド品やマイホームも消費を見直す対象です。 家計を圧迫するほど良い家に住んだりブランド品で着飾ったりする必要はないはずです。
最適なライフスタイルは人それぞれ異なると考えて、背伸びしない生活をはじめましょう。
家族で協力しながらゲーム感覚で貯蓄する
長い目で見た貯金は、自分一人ではできません。 家族の協力があってはじめて家計が安定して、コツコツ貯めることができます。
そもそも家計を奥様に任せている薬剤師だと、今どのくらいの蓄えがあるのかわからない人もいるでしょう。 休日や子供が寝た後の夜の時間を利用して、夫婦で話し合いをしてみてください。
ある程度の年収があるにも関わらず貯金ができない状態なら、家族に協力をあおぎます。 「100万円たまったら旅行に行こう」「今月3万円貯められたら人気のレストランに連れて行ってあげる」など、モチベーションがあがる約束をするのも効果的です。
節約というとハードルが高いようにも感じますが、家族全員で取り組むと、結構楽しく感じます。 今月いくら残せるか・決まったお金でどれだけ楽しい生活ができるかを試すレースです。 最初の3ヶ月は3万円残った・次の3ヶ月は5万円に挑戦しよう、などと決めると、意外と楽しく乗り切れます。
まとめ〜コツコツ貯めたいあなたに!オススメの貯金術をご紹介
- 1.貯める分をまず確保!給与天引き貯金がオススメ
- コツコツ貯めたい人におすすめは「給与天引き貯金」です。 「3万円」「5万円」など金額を設定して、給与振込口座・貯蓄口座を金融機関に登録すると、自動で引き落とししてくれるので、忙しい薬剤師におすすめです。
- 2.無理なく貯められる貯蓄目標の決め方
- コツコツ貯めるには「目標」が必要です。 年収の10%から20%程度がひとつの目安になるので、自分の場合はいくらになるか計算しましょう。 プラスαとして、ボーナスの時に余分に貯金する方法もあります。
- 3.見栄で消費レベルをあげる必要はない
- これまで貯める習慣がなかった人だと「給与天引き貯金をすると家計が赤字になる」ということもあるはずです。 背伸びしたライフスタイルになっていると家計が圧迫されがちなので、支出の質を変えていきます。
- 4.家族で協力しながらゲーム感覚で貯蓄する
- 長い目で見た貯金は、自分一人ではできません。 必要に応じて家族に協力をあおぎ、ゲーム感覚で取り組みましょう。 モチベーションがあがるように「貯まった時のご褒美」を設定するのもおすすめです。
ファルマラボ編集部
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