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  • 公開日:2016.07.20

苦手な同僚や先輩・上司とどう接すればいい?

仕事をするにあたり、人間関係に関する悩みは出てきます。薬剤師も例外ではありません。ここでは、苦手な同僚や上司との上手な接し方と対応方法を紹介します。

相手を変えようとする気持ちを捨てる

苦手な理由を考えて相手に改善を求めたところで、問題が解決することは少なく、思うようにならないことで余計にイライラしがちです。 これまで生きてきた環境・スタイルでできあがった性格を、簡単に変えることなどはできず、一時的に良くなっても、すぐに元通りになってしまいます。

相手が何かする度に腹を立てている限り、ストレスがたまる一方でしょう。 特にコミュニケーションが必要な薬剤師の仕事において、ストレスがあっては仕事に支障をきたす場合もあります。

不快な気分をこらえて相手と付き合うよりも、どこかで頭を切り替えて割り切ることができれば、途端にストレスがなくなります。 相手を変えようとはしないで「仕方ない」と思っていると、気に障ることが少なくなります。 必要なことだけ連絡すればよく、表面的なお付き合いができれば職場の人間関係としては十分です。

上司が嫌いな人ほど一生懸命働こう

薬剤師が多い職場では、仕事のやり方にあれこれ難癖をつけて、ことあるごとに注意してくる「嫌な上司」「苦手な先輩社員」がいることもあります。

人間関係が嫌になって「もう辞めたい」と感じることもあるでしょう。

上司が嫌いな場合には「怒られる理由をなくす」ことでカバーできます。 一生懸命働いてテキパキ仕事をこなしている薬剤師に対して、意味もなく怒る上司はそうそういません。

先輩社員なら、仕事で見返すくらいの気概を持ちます。 何か指示を受けたときには、ハキハキとした受け答えをする・仕事に対する前向きな姿勢を見せるなどして、周りから一目おかれる立場になりましょう。

周囲の信頼ができてくると、上司への相談がしやくなります。 自分に非がないにも関わらず怒るようなら、ミーティングなどの折を見て、人事担当者に相談するのもひとつの手です。 職場環境を改善するための前向きな意見として相談することで、状況を見て、適切な対応を考えてくれます。

人間関係がうまくいかない自分を認める

人間関係に悩み鬱になる薬剤師の中には、まじめすぎる人が見られます。

人間関係でつまずく自分を後ろめたく思い、社会人失格とまで感じるでしょう。 実際には気にする必要がないことでもひどく落ち込み、負のループにはまっていきます。

そんなときには「あの人は苦手だけど気にしない」と思ってください。 人付き合いが苦手な自分を受け入れて淡々と仕事に打ち込むと、悩みがすっとなくなります。

苦手な上司・先輩・同僚がいるのは当たり前で、特別なことではありません。 心の中では「この人嫌い」と思っていても、態度に出さなければ大丈夫です。

仕事のお付き合いができていれば、難なく業務をこなせます。 職場は学校とは違うので「みんな仲良し」である必要はなく、できれば関わりたくない相手がいる場合はあからさまな態度にさえ出さなければ平気です。

人間関係がうまくいかない自分を責めずに、ありのままを認めてみましょう。

気の合う同僚・先輩の助けを借りる

苦手な同僚・先輩がいる一方で「この人なら信用できる」「この人とは気兼ねなく話ができる」という相手もいると思います。 どうしても苦手な人に頼まなくてはいけないこと以外は、本音を言い合える相手に話すといいでしょう。

わからないことがあった時に質問する・シフトの調整をお願いするなど、シーン別に声をかける相手を決めておきます。 入ったばかりの職場だと周囲の人の人間性がわからないので、飲み会や休憩時間を利用して、声をかけられる相手を増やします

何かしてくれた相手に対しては「良くしてあげたい」と思うのが人間なので、相手から何か頼まれ事があった時には、できる限り対応します。 先回りして何かを与えることで、人間関係がスムーズになることがあります。 無理して苦手な人とやり合うよりも、気の合う仲間を増やすのが、スマートな社会人の対応です。 自分の仕事がやりやすくなるように、心地良い環境作りを目指しましょう。

まとめ〜苦手な同僚や先輩・上司とどう接すればいい?

1.相手を変えようとする気持ちを捨てる
嫌いな理由を考えて相手に改善を求めたところで、何も問題は解決しません。 どこかで頭を切り替えて「どうでもいい」と割り切ると、途端にストレスがなくなります。 必要なことだけ連絡すればよく、表面的なおつきあいができれば十分です。
2.上司が嫌いな人ほど一生懸命働こう
上司や先輩が嫌いな場合は「怒られる理由をなくす」ことでカバーできます。 自分に非がないにも関わらず怒るようなら、人事担当者に相談するのもひとつの手です。 状況を見て、適切な対応を考えてくれます。
3.人間関係がうまくいかない自分を認める
人間関係に悩み、憂鬱になる薬剤師の中には、まじめすぎる人が見られます。 人付き合いが苦手な自分を受け入れつつ、淡々と仕事に打ち込むと、悩みがすっとなくなります。
4.気の合う同僚・先輩の助けを借りる
苦手な同僚・先輩がいる一方で、気の合う仲間もできてきます。 どうしても苦手な人に話を通す必要があること以外は、本音を言い合える相手に頼りましょう。 苦手な人とやり合うよりも、気の合う仲間を増やすのが、スマートな社会人の対応です。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/07/20

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