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  • 公開日:2016.08.24

自己PRが上手くできる人は転職しやすい?

自己PRが上手にできると転職しやすいというのは本当でしょうか?転職するなら避けられない薬剤師としての自己PRの重要性と効果的な例を紹介します。

企業にアピールして魅力を伝える手段

自己PRは、自分の職務内容スキルをアピールして採用の決め手を与える手段です。 自分の話したい内容を伝えるだけでは不十分で、以下のようなポイントをふまえてPRできると有利です。

  • 求人先が求める人材と自分の共通点は?
  • 薬剤師として培ったキャリアを活かして即戦力として働けるか?
  • 自分を採用することでどんなメリットが得られるのか?
  • これまでの経験からどんなことを学んできたのか?

自分のスキルを明らかにする姿勢は必要ですが、単なる経歴自慢のようになって終わっては印象が悪くなります。 転職の際の面接も人と人のコミュニケーションの一つであり、採用する立場に立って「この人に来てほしい」と思ってもらえる話し方を意識しましょう。

抽象的な表現を避けて具体的に伝える

自己PRで気をつけたいポイントは、抽象的な表現を避けることです。 たとえば、以下のような自己PRはどうでしょう。

  • 「向上心が強く前向きに仕事ができます。薬局内で患者さまに信頼してもらえるように、人一倍頑張ってきました。薬剤師として信頼を勝ち取るために、いろいろな努力をしています。御社に入っても、前向きに行動する気持ちを忘れずに努力します。」
    なんとなく「頑張ってくれそう」という雰囲気は伝わりますが、他の人と比べて「この人がいい」という決め手に欠けます。
  • 「向上心が強く、前向きに仕事ができます。前職の薬局では患者さまの不安を和らげるために自ら声かけをしました。高齢の患者さまが多い地域なので、ご家族の方と連携したケアも意識しています。病院との連携を密にして食事指導や服薬管理を徹底し、信頼関係ができたことで、生活スタイル改善提案ができるようになったことは大きな自信につながりました。培ったコミュニケーションスキルと向上心を大切に、貴店の看板薬剤師を目指します。」

声かけ・高齢者とのコミュニケーション・病院との連携など重要なワードを盛り込むことで、印象が変わりますよね。

理想とする人物像と照らし合わせて考える

自己PRを考える際に、企業の募集要項や経営理念が参考になります。 どんな人を採用したいと考えているのか推測して、自分との共通点を探してみましょう。

たとえば「前向きで明るい人」という表現があったら、自分がどうしてその人物像にあてはまるのか考えます。 あるエピソードを切り取って理想の人物像につながるエピソードを組み立てるのも良いでしょう。

採用活動で嘘は避けるべきですが、相手の求める人物像にマッチするよう表現の仕方を変えるのは大丈夫です。 希望度が高い転職面接では、該当求人専用の自己PRを考える工夫も必要となります。

客観的な視点を持ちながら、自分はどんなことをアピールできるか整理しましょう。 企業の求める人物像が漠然とした表現の場合は、連想ゲームのようにして詳細条件を推測します。 明るい人→患者さまとのコミュニケーションが得意→不安な気持ちを和らげて笑顔で接する・大きな声であいさつ・カウンセリングマインドを持った対応、などのように考えてみましょう。

自己PRが苦手なら転職支援を活用しよう

同じスキルレベル・キャリアであるにも関わらず、転職活動がうまくいかない薬剤師とどんどん内定をもらえる薬剤師がいます。 その違いの一つが「自己PRの善し悪し」と言えるでしょう。 コツをつかめばある程度上達するものなので、適切なアドバイスを受けながら組み立てて行くと説得力が増すはずです。

自分一人でどうしてもうまくいかない場合は、転職支援サービスを利用しましょう。 他の人から見た自分・キャリアの強みが明確になると、アピールポイントがわかってきます。 話の運び・つながりがスムーズになって、伝わりやすい自己PRを作成できます。

ファルマスタッフは、これまで多くの薬剤師さんの就業を支援してきました。 自己PRがどうしても上手くいかないという方にも、専門のコンサルタントが適切にアドバイスさせていただきます。 まずはご相談ベースでも、今のお気持ち・悩みをお聞かせください。
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まとめ〜自己PRが上手くできる人は転職しやすい?

1.企業にアピールして魅力を伝える手段
自己PRは、面接官に対して自分の職務経歴やスキルをアピールするチャンスです。 その企業がどんな薬剤師を求めていて、自分はそのどれにマッチするのかをしっかりと伝え、相手に利益があることを提示できるようにしましょう。
2.抽象的な表現を避けて具体的に伝える
自己PRでは、抽象的な表現はなるべく避けるようにしましょう。 具体的なエピソードやワードを盛り込んで話を組み立て、説得力を高めます。 コミュニケーション・高齢者ケアなど、特に重要なワードをメインに考えるのもいいでしょう。
3.理想とする人物像と照らし合わせて考える
企業の募集要項や経営理念を参考にするのもひとつの手です。 会社が求める人材像と、自分との共通点を探し、そこをアピールしましょう。
4.自己PRが苦手なら転職支援を活用しよう
自己PRが苦手なら、転職支援サービスを利用しましょう。 他の人から見た自分・キャリアの強みが明確になることでアピールポイントがわかり、伝わりやすい自己PRを作成できます。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/08/24

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