Q |
夜間頻尿に日中利尿剤を服用? |
A |
就寝6~8時間前の服用で夜間排尿回数、夜間尿量が減少したという報告があります。就寝6~8時間前というのは、フロセミドの半減期(6~8時間)や口渇などの副作用を考慮したものです。心不全などでは体液のバランスが崩れることで夜間尿量が増加することがあります。日中の利尿剤服用によりそのバランスを元に戻し、昼の利尿ととともに全体の尿量も増え、夜間多尿を改善すると考えられます。 夜間頻尿診療ガイドライン(2009)で、「夜間多尿」に対する薬物治療における利尿薬(フロセミド)の論文のランク付けは「Ⅱ」、推奨グレード「C」と位置づけられています。 ※ただし、フロセミドには「夜間頻尿」「夜間多尿」の適応はありませんのでご注意ください。 |
掲載日: 2012/10/04
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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