Q |
深い褥瘡の場合、治療薬は治癒過程毎にどのように使い分けされるの? |
A |
ガイドラインでは創面の色調による病期分類に従って、それぞれに適した治療法を定めています。治療が進むにつれて、創面が黒色→黄色→赤色→白色の順に変化します。この色調による病期分類に従って薬剤を選択します。[黒色期~黄色期] 感染制御と壊死組織の除去を目的に、ゲーベンクリーム、ユーパスタ、カデックス軟膏などが用いられます。 [赤色期~白色期] 肉芽形成促進、上皮化促進を目的に、フィブラストスプレー、プロスタンディン軟膏などが用いられます。 同じ「褥瘡の薬」といっても分類によって使う薬剤が異なり、処方された薬剤から患者さんの病態が推察できます。 |
更新日:2018/12/1
掲載日: 2013/05/02
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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