- 公開日:2011.01.26
《薬剤師豆知識》 ちょっと気になる"薬"のつく言葉あれこれ
薬剤師のみなさんこんにちは!
以前のメッセージで、 「薬」のつく苗字の方のお話をしましたが、
今回は「薬」のつく言葉を集めてみました。(参考:wikipedia)
日常語となっているのは、
薬膳料理
薬師如来
薬師寺
薬指
薬味
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などがありますが、これ以外の言葉もご紹介します。
○薬缶(やかん) :鎌倉時代に登場し、当時は薬(漢方薬)を煮出すために使われていました。
○薬玉(くすだま) :中国では香料・薬草を中に入れてお祝いに使っていました。
○薬の木(くすのき) :枝や葉に樟脳の香りがあることから、防虫剤などに使われています。
○手薬煉(てぐすね)を引く :弓を強化する粘着剤を手薬煉といい、戦いの準備をしているさま。
○外郎薬(ういろうぐすり) :去痰剤・消臭剤。お菓子のういろうは「外郎餅」として区別されています。
○加薬ご飯(かやくごはん) :薬味を加えたご飯に由来します。
また、「薬」という文字はは使わないものの、水戸黄門の印籠も元々は携帯用の薬入れですし、
お正月に飲むお屠蘇(おとそ)も長寿を祝い薬草を組み合わせた屠蘇散を日本酒に含ませたものです。
昔から人は薬とかかわりながら生きてきたのですね。
ファルマラボ編集部
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