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  • 公開日:2011.02.04

【業界を読む】 薬局の裏側!"資本関係"からの行く末

薬剤師の皆さま、こんにちは。昨日は節分でしたが、豆まきはしましたか?
 
さて今回は、調剤薬局には様々な資本が入っているので、
普段はあまり表に出てこない“資本関係”から業界の行く末を見てみたい
と思います。売上順に見てみましょう。

<アインファーマシーズ> 
セブン&アイホールディングと業務提携しており、セブンイレブンでの医薬品販売が模索されています。
アインファーマシーズは業界8位のたんぽぽ薬局と業務提携し、親会社のトーカイとは資本提携中。
 
<日本調剤>
完全に独自路線

<ファーマククラスター> 
東邦薬品が調剤薬局を傘下にいれています。卸先の確保ですね。
 
<クオール> 
三菱商事やメディセオが資本参加中。三菱系列のローソンとも提携し、ローソンで使えるポイント提供。
ローソンは、マツキヨと業務提携し、三菱商事は薬樹とも提携しています。
薬樹は、CFSとも提携し、CFSはイオングループでもあります。
クオールは、イオングループとのメディカル一光とも資本業務提携中です。
三菱商事はイオンにも出資している為、表には出て来ませんが、
商社主導で提携話が進んでいるのが見えます。
余談ですが、商社の丸紅はイオンに出資しており、丸紅はアインにも出資をしています。

<総合メディカル>
三井物産と資本・業務提携。三井物産はアインに出資しているセブン&アイに出資しています。

 
最後に、業界再編の台風の目は、クオール、アインといったところでしょうか。
三井物産の動きも気になります。また、独自路線の日本調剤がこのままなのか、
どこかと手を組むのかによってもかなり左右されるのではないでしょうか。 

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2011/02/04

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