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  • 公開日:2011.06.10

若者は常備薬を持たないってホント?

薬剤師の皆さん、こんにちは!興味深いニュースがありましたのでご紹介します。

ラッパのマークの『正露丸』でおなじみの
大幸薬品株式会社が行った調査によると、
「家庭で常備薬を用意していない」「薬箱を自宅においていない」
と回答した人の割合が、20代・30代では他の年代より多かったとしています。


常備薬に詳しい消費生活アドバイザー(薬剤師)の指摘によると、
若い世代が常備薬を設置しない、薬箱で保管しない要因として、

○核家族化などの影響によって、 常備薬の必要性の継承が行なわれなくなったこと
○ドラックストアやコンビニエンスストアで、常備薬がいつでも買える環境が整ってきていること


が考えられるとしています。


しかし、いつでも買えるからと安心していても、
実際に常備薬が自宅にないと、いざという時に処置できず、
思いもよらぬ事態に発展してしまう場合もある、と警鐘を鳴らしています。

特に一人暮らしの人や夜中に体調を崩した場合には、
薬を買いに行くことができず、
我慢するか、救急車を呼ぶなど大げさな事態にもなりかねません。

今注目されているセルフメディケーションの観点から見ても、
「薬箱を設置することは大切」とし、常備薬の必要性をアピールしています。
※詳しくはこちら→http://japan.cnet.com/release/30003909/


若者の薬箱離れがさらに深刻化しないためにも、
積極的に呼びかけていくことが、今後必要になりそうですね。
 

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2011/06/10

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