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  • 公開日:2016.06.14

薬剤師が注意すべき身だしなみとは?

服装・髪型・アクセサリーなど、薬剤師が気をつけたい身だしなみのポイントを紹介します。 医療に携わる者として、最低限守ってほしいマナーです。

清潔感があって信頼される身だしなみ

薬剤師の身だしなみで大切なポイントは「清潔感」と「信頼度」です。 汚れた白衣・靴を身に着けた薬剤師からお薬をもらったらどうでしょう。 「この薬を飲んでも大丈夫か」「服用期限が切れているのでは」など、何かと不安になってしまいます。

体調が悪いときは心が弱くなっているので、少しの服装の乱れにも敏感に反応してしまいます。 白衣を定期的にクリーニングする・きれいな靴をはくなど、気を使いましょう。

患者さまの前に立つときに鏡で自分を見ると、少し意識が変わります。 大切なのは、患者さまに対する思いやりの気持ちです。 「信頼関係を築くための」身だしなみを、ゆっくり考え直してみてください。

性別による髪型のポイント・注意点

男性・女性別に、気をつけたい髪型のポイントと注意点を見てみましょう。

男性:
襟足・サイドをすっきりさせたショートスタイルがおすすめです。 ワックスをつけすぎたり、ツヤ感が強いジェルを使ったりすると、清潔感がなくなるので気をつけましょう。 前髪のポイントは、額をすっきり出すことです。 個性が強いスタイルはなるべく避けて、爽やかな印象の髪型が良いでしょう。
女性:
髪の毛が長い場合は、ゴムでひとつにまとめます。 カラーリングは、明るすぎないトーンで落ち着いた印象にすること。 低い位置でお団子を作ったりサイドにまとめたりすれば、さりげないお洒落を楽しめます。

薬局独自のオフィスコードがある場合は、規則にそって対応します。 ヘアカラーの基準・ヘアアクセサリーの色など、詳細を聞いてみましょう。 どんな髪型が良いのか迷ったら、美容師さんに相談するのも一案です。 医療機関で働いていることを伝えると、おすすめスタイルを提案してくれます。

アクセサリー・ネイル・香水は控えめにする

女性薬剤師さんだと、白衣でみんな同じ格好をしていることに、寂しさを感じたりもするのではないでしょうか。 ちょっとしたアクセサリー・ネイル・香水などで、個性を出したいと考える方もいるでしょう。

お洒落をしたい気持ちが湧くのは致し方ないことですが、なるべく控えるのがマナーです。 患者さまが求めているものは美しさではありません。 信頼できる雰囲気を求めている相手に対して、華美な格好で接しても、違和感が残るだけです。

服装だけでなくネイルや香水に関しても、同じことが言えるはずです。 派手なネイル・ラメの入ったデコレーションに抵抗を感じる患者さまはたくさんいます。

匂いの強い香水や柔軟剤は、薬剤師としての判断を鈍らせます。 嗅覚を使って、患者さまの状態を判断することもあるからです。

薬剤師が個性を発揮するのは、お薬に関する知識・優しい笑顔だけでも十分です。 外見で個性を出すよりも、内面で勝負することを意識するとよいでしょう。

通勤・プライベート時の服装にも注意したい

地域に根付いた薬局だと、通勤時の服装も見られている可能性があります。

薬局以外の場所で会った時、スウェット姿・露出の多い服装・高いヒールなどだったらどうでしょう? 自分が薬剤師として築いてきた信頼が崩れ、患者さまから「この人に任せて大丈夫か」と思われてしまいます。

近所に住んでいるなら、休日のファッションにも気をつけます。 仕事ではしっかりしているように見えても、プライベートではだらしないと思わせないためです。

薬剤師になった以上、どんな場所でも最低限の身だしなみが問われます。 いつどこで誰に会うか分からないと考えて、慎重に行動してください。

どこまでならOKという明確な線引きは難しいものがありますが、控えめで好感度が高い格好を意識します。 奇抜なスタイルは避け、清楚・清潔感がある服装が無難です。 患者さまを不安にさせてまでお洒落をしたいか考えると、自ずと答えが出てきます。

まとめ〜薬剤師が注意すべき身だしなみとは?

1.清潔感があって信頼される身だしなみ
清潔感があって、信頼される身だしなみが重要です。 患者さまに対して「自分のお薬をまかせても安心できる」と思わせるような、薬剤師らしい服装を意識するのがマナーです。
2.性別による髪型のポイント・注意点
男性・女性ともに、清潔感がある髪型を意識しましょう。 カラーリングは控えめで暗めの色にしてください。 職場にルールがある場合、必ず確認してその通りに従います。
3.アクセサリー・ネイル・香水は控えめにする
女性薬剤師さんは、アクセサリー・ネイル・香水にも気をつけます。 華美なものや強い香りのものは控えて、患者さまの信頼を得ましょう。 お洒落をしたい気持ちより、相手の気持ちを考える配慮が重要です。
4.通勤・プライベート時の服装にも注意したい
地域に根付いた薬局では、通勤・プライベート時の服装も見られています。 患者さまとの信頼関係が崩れると修復が難しくなります。 普段から気を抜かないで、いつどこで誰に会ってもいいようなスタイルを意識しましょう。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/06/14

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