- 公開日:2016.07.14
薬剤師は身体が資本!おすすめの健康管理方法とは?
風邪などの菌が蔓延しやすい環境で働く薬剤師におすすめしたい健康管理方法を紹介します。生活習慣や食事、風邪予防の工夫で健康な身体をキープしましょう。
十分な睡眠・栄養バランス・適度な運動を意識する
健康管理は医療に携わる薬剤師にとって、とても大切なことです。
健康体を保つためには、規則正しい生活習慣を送ることが、何よりの基本です。 早寝・早起きを意識して、十分な睡眠をとりましょう。 一例としてアロマ・ヒーリングミュージックを活用して、睡眠の質を向上させるといった工夫も必要です。
食生活については、暴飲暴食を避けて、栄養バランスを意識します。 忙しいとコンビニ・外食で済ませがちですが、できる限り自炊にチャレンジしましょう。 どうしても食事で補えない栄養素は、サプリメントを使う手もあります。
免疫力が下がると風邪にかかりやすくなるので、適度な運動や気分転換を習慣にします。 休日はなるべく外に出かけて、外の空気を吸ってみましょう。 友人とスポーツやレジャーを楽しむなどしてみても、嫌な気分がすっきりするでしょう。
夜勤中に適度な仮眠をとって体力回復
夜勤で働く薬剤師は、体力を消耗しやすい傾向があります。 体力が落ちたときにウィルスが入ってくると感染症にかかりやすくなるため、健康管理が不可欠です。
夜勤で風邪をひかないようにするコツは、適度な仮眠をとることです。 休憩時間を利用して、60分くらい眠ります。 22時から6時くらいに60分仮眠をとると、出勤前に180分眠ったのと同じ体力回復効果があると言われます。 体温が下がっている時間帯に深い眠りをとることで、本来の体内時計に沿った正しい睡眠になるためです。
理想的な眠りの周期は、120分とも言われています。 状況が許すようなら、長めの休憩を挟むのも良いでしょう。 忙しいときには、10分眠るだけでもパフォーマンスがあがります。 頭がすっきりクリアになると、業務がスムーズに進むためです。
調剤ミスを防ぐためにも役立つ適度な仮眠習慣を、早速今日からでもはじめてみてはいかがでしょうか。
運動不足解消には隙間時間のストレッチ
なかなか休みがとれない薬剤師さんなら、休憩時間を利用したストレッチはいかがでしょうか。 健康管理に役立つ、職場でできる運動例を3つ紹介します。
- 腰のストレッチ
- 椅子に浅く腰掛けたまま身体をねじり、両手で背もたれを持ちましょう。 10秒から30秒キープした後にゆっくり戻して、左右入れ替えでチャレンジします。
- もものストレッチ
- 椅子に浅く腰掛けて、右ひざを真っ直ぐ前に伸ばしてください。 脚の付け根に両手をおき、背筋を伸ばしたまま前屈します。 10秒から30秒キープした後に、左右を入れ替えてストレッチしましょう。
- 肩甲骨ストレッチ
- 両手を組んで前に突き出し、首を前に倒していきます。 首の後ろの筋が伸びて、肩甲骨が開いている感じがしたら、正しくできている証拠です。 そのまま数秒キープして、ゆっくり元に戻します。
自転車で通勤する・駅の移動に階段を使うなど、ちょっとした工夫で運動不足を解消できます。 特別に時間を確保しなくてもできることを考えてみましょう。
コンビニご飯で栄養バランスを考える
健康管理のために自炊したほうが良いことはわかっていても、なかなか時間がとれないこともあります。 そういう方は、コンビニでのご飯の買い方を変えてみましょう。
たとえば、おにぎりにプラスして副菜をとることです。 野菜がたっぷり入ったお味噌汁・ひじきの煮物・野菜ジュースなどを足すだけで、随分バランスが良くなります。
パンが主食なら、全粒粉やライ麦でできたものが良いでしょう。 腹持ちが良く、身体に必要なビタミンをしっかりと補充できます。
揚げ物メインのお弁当は避け、焼き魚や野菜の煮物が入った幕の内弁当を選ぶとよいでしょう。 いろいろな食材がバランスよく盛りつけられたものがおすすめです。 メインのおかず以外に2品は副菜が入っていることを確かめて買いましょう。 丼もの・麺類は、栄養が偏りやすいのでなるべく避けます。
ラベルの栄養表記を見ながら、ベストなお弁当を探してみましょう。
まとめ〜薬剤師は身体が資本!おすすめの健康管理方法とは?
- 1.十分な睡眠・栄養バランス・適度な運動を意識する
- 健康状態を整えるためには、規則正しい生活習慣が何より大切です。 睡眠、栄養バランス、適度な運動といった生活習慣を意識するようにしましょう。
- 2.夜勤中に適度な仮眠をとって体力回復
- 夜勤で働く薬剤師は、体力を消耗しやすい傾向があります。 夜勤で風邪をひかないようにする方法は、適度な仮眠をとることです。 休憩時間を利用して、60分くらい眠りましょう。 忙しいときには、10分眠るだけでもパフォーマンスがあがります。
- 3.運動不足解消には隙間時間のストレッチ
- なかなか休みがとれない薬剤師なら、休憩時間を利用したストレッチはいかがでしょうか。 ちょっと身体を動かすだけで、運動不足を解消できます。 通勤時間を活用して運動するのもひとつの手です。
- 4.コンビニご飯で栄養バランスを考える
- 自炊がなかなかできないようなら、コンビニでのご飯の選び方を変えてみましょう。 おにぎりにプラスして副菜をとる・全粒粉やライ麦でできたパンを選ぶ・丼ものを避けるなどの工夫ができます。
ファルマラボ編集部
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