- 公開日:2016.08.20
薬剤師のワークライフバランスの考え方
ワークライフバランスは、充実した人生を送るために欠かせません。転職を機に生活を見直したい薬剤師のために、ワークライフバランスの考え方を紹介しましょう。
ワークライフバランスを考える3つのポイント
ワークライフバランスを考える上でのポイントは、労働時間・サポート体制・働き方の3つです。
労働時間に関しては、土日勤務や夜勤の有無を確認します。 人それぞれ働きやすいスケジュールがあるはずなので、薬剤師として自分に合った勤務体制を探してください。
サポート体制については、育児・介護に関する支援体制を見ます。 家庭の事情でどうしてもお休みがほしい時にしっかり休ませてくれる転職先が理想といえます。
働き方については、正社員・派遣・アルバイトといった雇用形態の区別と特徴の理解をすることが必要です。 正社員がベストというものでもないので、幅広く求人を見て、職場の特徴だけではなく雇用形態ごとの特徴も把握しながら、ワークライフバランスがとりやすい求人を探しましょう。
希望の時間・曜日で働ける職場が理想
労働時間に無理があって長続きしないようでは、ワークライフバランスがとれた職場とは言えません。 どんなにお給料が良くてもプライベートが思うようにならず、気持ちとギャップが出てくるためです。
夜勤は避けたい・土日休みは絶対・朝ゆっくり出勤したいなど、人それぞれ働きやすい時間帯や曜日があるはずです。 自分の絶対に譲れない条件を決めて、希望とマッチする転職先を探しましょう。
絶対に譲れない部分以外に対しては融通を利かせて、条件を良くしてもらうのも一つの手です。 年収とシフトの自由度のバランスがいいと、納得して働けます。
求人情報だけで詳細がわからない場合は、転職コンサルタントに聞いてみましょう。 土日休み可能・残業少なめ・シフト要相談などの記載しかない求人も多いため、まずは実際の状況を確認しましょう。 現状はどうなっているか確かめて、懸念点をクリアにしたうえで応募へと進みましょう。
育児・介護サポート体制があると安心
妊娠を機に仕事を辞めて、無理なく働ける転職先を探している女性薬剤師は、育児サポートに注目します。
小さな子供がいると急に熱を出したりお腹を壊したりして休まざるをえなくなるなど、仕事に支障が出るケースがあります。 家庭の事情を考慮してくれる、出勤時間やシフトの融通が利き、急な休みも取りやすい会社だと、調整がしやすく、安心です。
ワーキングマザーを受け入れた実績はあるか、育児をしている薬剤師の割合はどうかなどを聞いておくと、子供のいる薬剤師に対する会社の理解度を測る参考になります。
職場見学を通して、薬局や病院内の実際の雰囲気を確かめるのもいいでしょう。
男女問わず高齢の親を抱える年代なら、介護サポートが気になります。 デイサービスへの送り迎えや通院の付き添いがある時に、時間単位でお休みがもらえると安心です。
製薬会社やドラッグストアでは、フレックス勤務が可能な場合もあります。 育児・介護と仕事を両立できるサポート体制があるかどうかを確認して、無理なく仕事を続けましょう。
派遣・パート・アルバイトの求人も検討しよう
正社員で思うような転職先が見つからないなら、派遣・パート・アルバイトを検討しましょう。
薬剤師の派遣・パート・アルバイトは他職種と比較して平均時給が高額に設定されています。 お昼の数時間だけ・週に3日にしたいなどの要望も通りやすく、無理なく仕事とプライベートを両立できます。
正社員としてキャリアを積んだ薬剤師が抵抗を感じる気持ちはもっともかもしれませんが、無理して仕事を続けても良いことはありません。 派遣・パート・アルバイト薬剤師だからと言って職務内容のレベルが下がるわけではありません。 高度な専門スキルを必要とする仕事もあり、これまで培ったキャリアを活かして働きたい方にとっても手ごたえのある求人は少なくあません。 雇用形態にとらわれず、自分に合った働き方を幅広く探しましょう。
ファルマスタッフでは、経験豊富なコンサルタントが、個別面談であなたにぴったりの働き方をご提案します。 ワークライフバランスに関するご相談も承りますので、まずはお気軽にお話しください。
詳細はコチラまとめ〜薬剤師のワークライフバランスの考え方
- 1.ワークライフバランスを考える3つのポイント
- ワークライフバランスでは、労働時間・サポート体制・働き方の3つのポイントが大切です。 それぞれを加味して求人を見て、総合的に働きやすい会社を選びましょう。
- 2.希望の時間・曜日で働ける職場が理想
- 労働時間に無理がある場合は、ワークライフバランスがとれた職場とは言えません。 自分の譲れない条件をはっきりさせて、希望の時間・曜日で働ける転職先を選びましょう。
- 3.育児・介護サポート体制があると安心
- 育児・介護をしている場合は、会社の支援制度を確認しましょう。 時短勤務ができるか・時間休暇はとれるのかなどを調べて、家庭と両立できるか検討します。
- 4.派遣・パート・アルバイトの求人も検討しよう
- 思うような正社員求人がないなら、派遣・パート・アルバイトの仕事も見てみましょう。 他職種と比べ時給や待遇が優遇されており、好条件の求人が見つかりやすい傾向があります。 雇用形態を問わず選択肢を広げて、ワークライフバランスを維持できる仕事選びをしてください。
ファルマラボ編集部
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