次の痛み止めのうち、ピリン系の解熱鎮痛成分を含んだものはどれ?

Q

次の痛み止めのうち、ピリン系の解熱鎮痛成分を含んだものはどれ?

    セデス・ハイGには、ピリン系解熱鎮痛成分のイソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェインの4成分が配合されています。ピリン系薬剤にアレルギーのある方には、販売しないように注意する必要があります。セデス・ハイGは、医療用のSG配合顆粒と同じ有効成分です。

    ノーシン錠は、アセトアミノフェン、エテンザミド、カフェイン水和物を配合したACE処方の解熱鎮痛薬です。

    バイエルアスピリンは、アスピリン(アセチルサリチル酸)を配合した解熱鎮痛薬です。アスピリンはピリン系ではありません

    服薬指導POINT

    ピリン系の薬剤にかかわらず、ロキソプロフェンやイブプロフェンなど、特定の成分によるアレルギーをもつお客さまがいます。該当する成分が含まれた商品を販売しないように、しっかりと確認するようにしましょう

    鈴木 伸悟さんの写真
    鈴木 伸悟(すずき・しんご)さん
    有限会社ウインファーマ セルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。
    掲載日: 2023/10/20
    ※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

    あわせて読まれている記事