Q |
ペリアクチン以外の抗アレルギー薬でも食欲亢進する? |
A |
抗アレルギー薬でも食欲亢進作用が生じる可能性はあります。ペリアクチンは、十数年前には「食欲増進、体重増加」の効能を有していたという背景もあり、現在では副作用として「食欲亢進」が5%以上または頻度不明で報告されています。食欲亢進の作用機序としては、セロトニン2C(5HT2C)受容体遮断作用とヒスタミンH1受容体遮断作用により、摂食を中止する信号が遮断されたりグレリン(視床下部の摂食中枢を刺激する成長ホルモン分泌促進ホルモン)の分泌が促進することが考えられます。 ペリアクチン以外の抗アレルギー薬も同様の作用を持つため、食欲亢進につながる可能性はあります。 |
更新日:2018/12/1
掲載日: 2013/08/08
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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