Q

イボの治療にオキサロール?

A

活性型ビタミンD3誘導体の外用薬は、いぼに有効であるという報告があります。

活性型ビタミンD3誘導体の外用薬は表皮細胞の分化誘導作用や過増殖抑制作用、アポトーシス誘導作用などにより、いぼに有効であるという報告があります。本来、活性型ビタミンD3誘導体外用薬が用いられる乾癬は、角化細胞の増殖活性亢進や分化異常など病態論的にいぼと類似する点が多いとされています。
単純塗擦よりも密封療法(ODT療法)でより効果が高く、2週間~1か月程度で少しずつ効果がみられるものの、3か月程度は治療を要するとされています。
ただし、ODT療法については、皮膚感染症や全身性副作用の可能性もあるため医師の指示が必要です。
ただし、保険適応外のため疑義照会が必要です。

更新日:2019/3/1

 

掲載日: 2014/01/08
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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