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  • 公開日:2016.10.14

子育て中の薬剤師にぴったりな転職先とは

薬剤師の転職事情

 

子育て中の薬剤師におすすめの転職先の探し方をご紹介します。子育てしながら薬剤師として働ける転職先で、理想のキャリアを目指しましょう。
 

■時間の融通が利く転職先を選びます

子育て中の勤務の場合、子どもの用事でお休みをとるケースが増えてきます。保育園に入れる場合でも、急に体調を崩したときは呼び出しがかかりお迎えに行く必要があります。体調が悪い小さな子どもを一人で寝かせておくわけにもいかないので、翌日以降もお休みをもらい看病することもあります。

時間の融通が利く転職先を選ぶと、子育てに支障が出にくいように勤務時間を調整できるので、安心して働くことができます。急にお休みをもらう事情まで考慮すると、一定人数以上の薬剤師がいる職場が適しています。

転職面接の際に子育て中であることを伝えると、融通してもらえるケースがあります。育児との両立を念頭に、理想の転職先を探しましょう。

 

■パート・派遣薬剤師を検討します

正社員の求人で時短勤務が可能な職場もありますが、転職してすぐ利用できる保障はなく、思うように両立できないリスクがあります。前もってシフトの希望が決まっていて、希望通りに働きたいなら、パート派遣薬剤師の求人を検討しましょう。

パートや派遣社員と言っても専門職として扱われる分だけ時給が高く安定した収入につながります。子どもの手がかからなくなってきた頃に正社員としてもう一度転職を検討することもできるので、心配する必要はありません。

契約期間に定めがある働き方に抵抗を感じる薬剤師もいますが、とくに問題なければ契約を更新して長期で勤務できることもあり、年スパンで落ちついて働くこともできるでしょう。また医療の現場は比較的安定したニーズがあって、キャリアを継続していれば転職することは可能です。

幼いときに母親と一緒に過ごす時間は貴重で、かけがえのないものです。親子の時間を楽しみながら無理なく働ける職場を希望するなら、雇用形態まで意識しましょう。

 

■残業が少ない職場もおすすめです

子育て中の薬剤師にとって長時間残業負担となりやすく、子どものお迎えや寝かしつけに支障が出ます。会社をあげて残業を減らす取り組みをしている転職先など、時間外勤務を減らしていく姿勢が見受けられる会社を選びましょう。

面接の場で残業について質問するのに気後れするようなら、転職コンサルタントに聞いてみましょう。これまでの転職者データからリスクが低い会社をピックアップしてくれるので、実態を理解したうえで転職できます。

薬剤師不足の薬局に入ってしまうと、急ぎの仕事を任されて残業を余儀なくされるケースもあるので気をつけます。収入面のメリットはあっても、一人薬剤師案件などは避けるのが無難です。

何人体制のチームで働き、余裕を持った人員配置になっているか確認すれば、働き方が見えてきます。残業をなるべく控えたい意向を明確に伝えて、希望とマッチする転職先を探してみましょう。

 

■譲れない条件を満たす職場を選びます

勤務時間帯や残業有無の他にも、子育て中の薬剤師にとって役立つ条件はたくさんあります。主要なものをピックアップしてまとめますので、譲れない条件を考えましょう。

・駐車場完備
保育園に子どもを送った後、マイカーで通勤できて便利です。
・駅から近い
自宅最寄りの勤務先や駅から近い職場を選ぶと、通勤しやすいメリットがあります。
・転勤なし
勤務先が望ましい場所にあっても、転勤になれば意味が無くなるため、転勤なしで働けるか確認しましょう。
・託児所あり
働く女性のために企業が託児所を用意している求人です。子どもを預ける先と自分の仕事を一緒に確保することができるので、安心して働けます。


ファルマスタッフでは、子育て中の薬剤師に嬉しい「託児所あり」の職場を多数掲載しています。
他の条件についてもご相談に乗りますので、まずはご希望をお聞かせください。
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■まとめ~子育て中の薬剤師にぴったりな転職先とは

1.時間の融通が利く転職先を選びます

子育てするうえで思いがけないアクシデントはつきもので、勤務時間の融通を優先します。子育てに追われる中で働くのは予想以上に大変なので、急な用事に対しても理解ある転職先を選びましょう。

2.パート・派遣薬剤師を検討します

短時間勤務や曜日指定が絶対条件となる場合、パートや派遣の求人を検討します。子育てが落ち着いたら正社員に復帰することもできるので、一時的な選択肢として検討しましょう。

3.残業が少ない職場もおすすめです

残業が少ない職場も子育てしながら働く薬剤師におすすめです。面接で残業有無を確かめる、内部事情に精通した転職コンサルタントに相談するなど工夫して、働きやすい転職先を選びます。

4.譲れない条件を満たす職場を選びます

一人ひとり譲れない条件は異なるもので、自分にとって働きやすい職場こそ理想です。駐車場完備だったり、託児所がある職場だったり、希望する条件をピックアップしたうえで優先順序を考えましょう。

 

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/10/14

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