次の膣カンジダの再発治療薬のうち、1日療法型(1日1回のみの使用で治療できる)の治療薬はどれ?

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次の膣カンジダの再発治療薬のうち、1日療法型(1日1回のみの使用で治療できる)の治療薬はどれ?

第1類医薬品であるエンペシドL(クロトリマゾール)やオキナゾールL100(オキシコナゾール硝酸塩)は、1日1回1錠の使用を6日間連続して行います。一方で要指導医薬品であるメンソレータムフレディcc1(イソコナゾール硝酸塩)は、1回1錠のみの使用で効果が期待できます

膣カンジダによるおりものやかゆみ等の自覚症状は、程度にもよりますが通常投与開始後2~3日で軽快するとされています。ただし菌が膣内に残っている場合が多いので、6日間連続タイプは症状が改善したからといって治療を中断せず、しっかり6日間使用するよう指導しましょう。

メンソレータムフレディCC1の場合は、1回のみの使用で良いためこのような指導は必要ありません。また、3日間使用(経過)しても症状の改善がみられないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は、医師の診療を受けるよう指導します

膣カンジダの再発治療薬は、これまで医師から膣カンジダの診断・治療を受けたことのない人や60歳以上の人、糖尿病の診断を受けた人などは使用できないため販売時には必ず確認しましょう。

服薬指導POINT

膣カンジダの再発治療薬の使用は、これまでに医師から膣カンジダの診断・治療を受けたことのある人に限られるため、販売時には必ず確認しましょう。


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鈴木 伸悟(すずき・しんご)さん
有限会社ウインファーマ セルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。
掲載日: 2021/05/28
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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