禁煙補助剤として使用されるニコチンガム製剤は、非喫煙者や重い心臓病を有する人、うつ病と医師に診断された人、顎の関節に障害がある人などは、「してはいけないこと(禁忌)」のため使用できません。注意事項も多いため、販売前にしっかりと確認しましょう。 高齢者は、「相談すること」とされており使用には注意が必要です。高齢者(65才以上)は一般に生理機能が低下していることから、薬剤の作用が強くあらわれることがあります。特に用法・用量を遵守し、正しく使用するよう指導しましょう。また、高齢者は咀嚼機能も低下している場合が多いので、かみ方についても十分説明し、飲み込まないように注意しましょう。 服薬指導POINT喫煙しながら治療を開始する医療用医薬品のチャンピックス(バレニクリン)とは異なり、ニコチンガム製剤はタバコを吸うのを完全に止めてから使用するため注意しましょう。 ニコチンガム製剤に関連するクイズはこちら |
Q |
ニコレットなど、ニコチンガム製剤の使用が「してはいけないこと(禁忌)」にあたらない人は? |
掲載日: 2022/05/13
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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